007 ノー・タイム・トゥ・ダイ 

(NO TIME TO DIE )2021

監督 キャリー・ジョージ・フクナガ  
キャスト

ダニエル・クレイグ⑤

ジェームズ・ボンド(元007)
  レア・セドゥ② マドレーヌ・スワン
  ラミ・マレック サフィン
  ラシャーナ・リンチ ノーミ(007)
  クリストフ・ヴァルツ② ブロフェルド
 

レイフ・ファインズ③

M(マロリー)
  ベン・ウィショー③
  ナオミ・ハリス③ マネーペニー
  ロリー・キニア④ ビル・タナー
  ジェフリー・ライト フィリックス・ライター(CIA)
  ビリー・マグヌッセン アッシュ(米財務省)
  デヴィッド・デンシック 細菌学者 
  アナ・デ・アルマス パロマ(新人CIA)
  ダリ・ベンサラ サイクロプス(義眼のスペクター傭兵)
  リサ・ドラ・ソネット マチルド(マドレーヌの娘)

マドレーヌと安息の日々を送るボンド。

しかしスペクターの残党、さらにナノマシンを使った最新兵器で大量殺戮を画策する新たな敵サフィンがマドレーヌの過去から忍び寄る!!

 

シリーズ25作目!

ダニエル・クレイグ版の5作目にして完結編!

 

スパイアクションという枠を超えて、ジェームズ・ボンドという男の生き様を描き切ったフィナーレ作。

 

シリーズ史上、最もドラマティックでスペクタクルな一作。

 

(復讐と死)

ダニエル・クレイグ版ではシリーズ通して「復讐」と「死」がテーマになっています。

その物語の最後はボンド自身の死という結末へと帰結しました。

ボンドの死が描かれたのはもちろんシリーズ初

 

区切りとなる作品とは言え、エンタメ・スパイアクション作として長期に渡り人気を博してきた作品の結末が主人公の死というのは異例。

しかし、殺しのライセンスを持つ諜報員として自身も多くの「復讐」や「死」に関わってきたダニエル・クレイグ版ボンドの終着点としては必然だったようにも思います。

 

(We have all the time in the world)

本作の最初と最後にボンドが口にした言葉。

「時間はいくらでもある」の意。

 

この台詞はシリーズ6作目、1969年「女王陛下の007」の最後で新妻トレーシーを失ったボンドが口にした台詞。

またルイ・アームストロングが歌う挿入歌のタイトルでもありました。

 

本作の冒頭で、ドライブ中という同じシチュエーションでボンドがこの台詞を言ったので、マドレーヌは早々に殺されてしまうのではないかとヒヤヒヤしていましたが、本作で死を迎えたのはボンドガールではなくボンド自身でした。代わりに新たな命を残して。

 

ルイ・アームストロングの we have all the time in the world はエンディングで流れました。

また「女王陛下の007」のメインテーマ曲も作中で使われていました。

「女王陛下の007」を観ているとより楽しめるかもしれません。

 

  (ボンドガール)

※本作からはオフィシャルにはボンド・ウーマンという呼称になったそう。

 

レア・セドゥ(マドレーヌ役)

フランス人。当時34歳。

メイン・ボンドガールを2作続けて演じた唯一の女優

ストーリー上、悲しい表情や恐怖・苦悩の表情が多いですが、それが似合ってるんですよねー。

もちろん笑顔はカワイイです。

 

アナ・デ・アルマス(パロマ役)

キューバ出身。当時31歳。

ボンドの協力者(CIA)であり、ボンドと関係は持たない。

登場時間は少なかったですが、パロマ活躍シーンが超カッコ良くて好き!

新人CIAという事で緊張気味。だけど酒をあおって結構無茶するし、実力も十分。飛び蹴りからの床に横になった状態での射撃がかっこいい。

 

アクション途中でボンドと乾杯して一杯飲むシーンが最高にオシャレでかっこいいのよね~!

 

●ノーミ(現007)はボンドの同僚という事で、マネーペニーと同じ扱いでボンドガールにはカウントせず。

 

●文字通り、ボンドガールであるマチルドちゃん

ボンドに子供が生まれたのもシリーズ初。

 

(主題歌)

ビリー・アイッシュの NO TIME TO DIE

007作品にジャストミートの最高のクオリティ。

衝撃的にカッコ良かったファースト・アルバムのような勢いや斬新さだけでなく、正統な楽曲作りやボーカルの実力を存分に見せつけてくれました。

 

(好きなところ)

いちいち何かとカッコいい

ポーズとか、シチュエーションとか、台詞とか、画とか、カッコイイのよねー。

 

主題歌

No Time To Die

(ビリー・アイリッシュ)

メイン・ボンドガール役 レア・セドゥ(フランス) 生存
ボンド、ジェームズ・ボンド 言う  
ウォッカマティーニ、シェイク

飲む

 
Qからの装備品

アストン・マーティンDB5

アストン・マーティンV8ヴァンテージ・サルーン

電磁波腕時計

 

★★★PICK UP LINES★★★

JUST A NUMBER?

 

現007

By the way, I'm not just any old double-0.  I'm 007.

You probably thought they'd retire it.

(そういえば、私、ただの00じゃないの。007なの。

永久欠番とでも思った?)

 

元007

It' just a number.(ただの数字さ。)

 

 

      シリーズ作品    
1 1962年 ドクター・ノオ ショーン・コネリー
2 1963年 ロシアより愛をこめて C ショーン・コネリー
3 1964年 ゴールドフィンガー ショーン・コネリー
4 1965年 サンダーボール作戦 C ショーン・コネリー
5 1967年 007は二度死ぬ ショーン・コネリー
6 1969年 女王陛下の007 B ジョージ・レーゼンビー
7 1971年 ダイヤモンドは永遠に A  ショーン・コネリー
8 1973年 死ぬのは奴らだ B ロジャー・ムーア
9 1974年 黄金銃を持つ男 C ロジャー・ムーア
10 1977年 私を愛したスパイ ロジャー・ムーア
11 1979年 ムーンレイカー B  ロジャー・ムーア
12 1981年 ユア・アイズ・オンリー ロジャー・ムーア
13 1983年 オクトパシー ロジャー・ムーア
14 1985年 美しき獲物たち ロジャー・ムーア
15 1987年 リビング・デイライツ   ティモシー・ダルトン
16 1989年 消されたライセンス ティモシー・ダルトン
17 1995年 ゴールデンアイ ピアース・ブロスナン
18 1997年 トゥモロー・ネバー・ダイ   ピアース・ブロスナン
19 1999年 ワールド・イズ・ノット・イナフ ピアース・ブロスナン
20 2002年 ダイ・アナザー・デイ   ピアース・ブロスナン
21 2006年 カジノ・ロワイヤル ダニエル・クレイグ
22 2008年 慰めの報酬   ダニエル・クレイグ
23 2012年 スカイフォール ダニエル・クレイグ
24 2015年 スペクター ダニエル・クレイグ
25 2021年 ノー・タイム・トゥ・ダイ ダニエル・クレイグ
         
    JAMES BOND WILL RETURN