007 オクトパシー 

(007 OCTOPUSSY)1983

監督  
ジョン・グレン②  
キャスト  
ロジャー・ムーア⑥ ジェームズ・ボンド(007)
モード・アダムス オクトパシー
ルイ・ジュールダン カマル・カーン 

クリスティナ・ウェイボーン

マグダ
スティーヴン・バーコフ オルロフ(ソ連将軍)
ウォルター・ゴテル⑤ ゴゴール(ソ連将軍)
カービル・ベディ ターバンヘッドのカマルの部下
ビジャイ・アムリトラジ ビジャイ(インドの協力者) 
アルバート・モーゼス サドルディン(インドの協力者) 
デヴィッド・マイヤー サーカスのナイフ投げ
アンソニー・マイヤー サーカスのナイフ投げ
ティナ・ハドソン ビアンカ(プレタイトルシークエンスのボンドガール)
ジョフリー・キーン 国防大臣
ロバート・ブラウン① М
デスモンド・リュウェリン⑪ Q
ロイス・マクスウェル⑬ マネーペニー 

宝石密売の裏に潜むソ連の陰謀にボンドが挑む!

シリーズ第13弾!

 

 (コミカルさ前面推し)

ロケ地インドの偏ったイメージを前面に出したコミカルなコント的アクションが続いて辟易。

 

「もっとダイナミックなアクションを、常に最新のものを」という姿勢を貫いてきている007シリーズですが、本作に限っては、60年代くらいに退化したんじゃないかと思うほど。

 

 (ボンドガール)

モード・アダムス(オクトパシー役)

スウェーデン出身。

当時38歳。歴代最高齢でのボンドガール。

(3作目「ゴールドフィンガー」のオナー・ブラックマンとタイ)

 

アダムスは29歳の時に、1974年のシリーズ9作目「黄金銃を持つ男」でもサブ・ボンドガールを務めており、2度目の登場でメイン・ボンドガール役を射止めました。

別の役で2度ボンド・ガールを演じたのはアダムスだけ。)

 

007作品においてタコ(オクトパス)と言えば、ボンドの宿敵スペクターのマークですが、本作のオクトパシーはスペクターとはまったく関係ありません。

 

(主題歌 All Time Hgih)

主題歌タイトルと映画タイトルが異なるのは、10作目「私を愛したスパイ」

以来2度目。

「私を愛したスパイ」の主題歌「Nobody Does It Better」は、歌詞の中に作品タイトル the spy who loved me がありますが、本作のAll Time High は歌詞の中にも octopussy の言葉がありません。

 

(ビジャイ・アムリトラジ)

インドでのボンドの協力者ビジャイを演じたビジャイ・アムリトラジは当時現役のプロテニスプレイヤー。インドではスター選手。

ボンドとの会話の中で、テニスクラブへの潜入捜査の成果を問われ、バックハンドが上手くなったとジョークを言うシーンがあります。

 

(見どころ)

スカイ・アクション!

●プレタイトルシークエンスの小型ジェット機アクション!

痛快でボンドらしいオープニング・アクション。

 

●終盤、飛行中の飛行機の機体上でのアクション!

文字通りぶっ飛んでるアクション。

 

主題歌

All Time High

(リタ・クーリッジ)

メイン・ボンドガール役 モード・アダムス(スウェーデン) 生存
ボンド、ジェームズ・ボンド 言う  
ウォッカマティーニ、シェイク 飲まない  
Qからの装備品

追跡盗聴装置、強酸入り万年筆

 

 

★★★PICK UP LINES★★★

オクトパシーの島 

 

ビジャイ

Is he still there?

(彼はまだあそこに?)

 

Q

You must be joking.

007 on an island populated exclusively by women.

We won't see him till dawn.

(まだかだって? 007が女ばかりの島にいるんんだぞ。朝まで戻らんさ。)

 

 

      シリーズ作品    
1 1962年 ドクター・ノオ ショーン・コネリー
2 1963年 ロシアより愛をこめて C ショーン・コネリー
3 1964年 ゴールドフィンガー ショーン・コネリー
4 1965年 サンダーボール作戦 C ショーン・コネリー
5 1967年 007は二度死ぬ ショーン・コネリー
6 1969年 女王陛下の007 B ジョージ・レーゼンビー
7 1971年 ダイヤモンドは永遠に A  ショーン・コネリー
8 1973年 死ぬのは奴らだ B ロジャー・ムーア
9 1974年 黄金銃を持つ男 C ロジャー・ムーア
10 1977年 私を愛したスパイ ロジャー・ムーア
11 1979年 ムーンレイカー B  ロジャー・ムーア
12 1981年 ユア・アイズ・オンリー ロジャー・ムーア
13 1983年 オクトパシー ロジャー・ムーア
14 1985年 美しき獲物たち ロジャー・ムーア
15 1987年 リビング・デイライツ ティモシー・ダルトン
16 1989年 消されたライセンス ティモシー・ダルトン
17 1995年 ゴールデンアイ   ピアース・ブロスナン
18 1997年 トゥモロー・ネバー・ダイ ピアース・ブロスナン
19 1999年 ワールド・イズ・ノット・イナフ ピアース・ブロスナン
20 2002年 ダイ・アナザー・デイ   ピアース・ブロスナン
21 2006年 カジノ・ロワイヤル ダニエル・クレイグ
22 2008年 慰めの報酬 ダニエル・クレイグ
23 2012年 スカイフォール ダニエル・クレイグ
24 2015年 スペクター   ダニエル・クレイグ
25 2021年 ノー・タイム・トゥ・ダイ   ダニエル・クレイグ