”Bond.  James Bond.”

 

イギリスの諜報機関MI6のエージェント007ことジェームズ・ボンド。

殺しのライセンスを持つスゴ腕00(ﾀﾞﾌﾞﾙｵｰ)エージェントのボンドの華麗なるアクション、華麗なるロマンス、男のダンディズムをご堪能あれ！

 

 

007シリーズの記念すべき1作目！

（公開当時の邦題は「007は殺しの番号」）

初代ボンドを演じるのはもちろんこの人、ショーン・コネリー！

映画は大成功！当時無名だったショーン・コネリーの出世作となりました。

コネリーは当時32歳ですが、40代半ばくらいに見える･･･

 

さすがに60年前の映画なので、アクション･シーン等、時代を感じるところはありますが、長期ヒットシリーズの1作目というメモリアルな作品であり、1作目にしてほぼ出来上がっている007スタイルを楽しめます。

 

終盤、敵基地に潜入して捕まってからの展開･設定は1973年「燃えよドラゴン」に大きな影響を与えてます。（設定をほぼまんま使われている感じ）

 

（原作）

大戦中、英海軍中佐として実際に諜報活動を指揮した経歴を持ったイアン・フレミングの小説007シリーズが原作。

（ちなみに「Dr. No」は小説では6作目。）

本作の主な舞台はカリブ海の島国ジャマイカ。

ジャマイカは英連邦王国の一国で、退役したフレミングが暮らした別荘のあった国です。（ちなみに別荘の名前は「ゴールデンアイ」。）

フレミングは熱心なバードウォッチャーで、カリブ海の鳥類専門学者ジェームズ・ボンドの名前をのまま主人公の名前にしてます。

 

（ジャンル「ジェームズ・ボンド」）

興行的には大成功したもの、当時の批評家からの評価は散々。

真面目なスパイ映画と思いきや、お色気や派手目のアクション満載。

なんだかごっちゃで、品の無い作品という評価。

でも、スパイ、お色気、派手アクション、それこそが映画007。

今ではもはやジェームズ･ボンド(007)そのものが1つのジャンルになったと言えますが、当初の批評的評価が低いのは無理からぬことでしょうか。

 

（シリーズの原型ほぼできてます）

●オープニング

丸いスポットの移動からの銃口、ボンドの反撃、流血

（ガンバレル・シークエンス）

　↓

ジェームズ・ボンドのテーマとオシャンな映像

 

●セクシーなボンドガールとのロマンス

 

●Bond.  James Bond. の名乗り

 

●ウォッカ・マティーニ、シェイクで

ウォッカ・マティーニ、普通はステアで作るもののよう。

 

●レギュラーキャラクターたち（マネーペニー、M、Qっぽい人）

 

●ワルサーPPK

 

(初代ボンドガール：ウルスラ・アンドレス）

スイス出身。当時26歳。水着で浜辺に上がってくるシーンは、ボンドガールのセクシーさを象徴するシーンとして有名。当時は英語が苦手だったようで、声はドイツ人声優のニッキ･ヴァン･デア･ジルによって吹き替えられてます。以降、多くのボンドガールの声の吹き替えをニッキが担当します。

 

いろんな国の女優さんが選ばれて国際色豊かなのもボンドガールの魅力。

 

（見どころ）

●ボンド・スタイル

●やたらに水着なボンド・ガール