007 トゥモロー・ネバー・ダイ A
(007 TOMORROW NEVER DIES)1997
監督 | ロジャー・スポティスウッド | |
キャスト | ピアース・ブロスナン② | ジェームズ・ボンド(007) |
ジョナサン・プライス | カーヴァー(メディア王) | |
ミシェル・ヨー | ウェイ・リン(中国公安) | |
テリー・ハッチャー | パリス(カーヴァー夫人) | |
ゲッツ・オットー | スタンパー | |
リッキー・ジェイ | ヘンリー・グプタ | |
ヴィンセント・スキャベリ | カウフマン博士 | |
ジュディ・デンチ② | M | |
サマンサ・ボンド② | マネーペニー | |
デスモンド・リュウェリン⑯ | Q | |
ジョー・ドン・ベイカー③ | ウェイド(CIA) | |
ジョフレー・パーマー | 英提督 | |
コリン・サーモン | 英指令室にいた黒人 |
イギリス海軍と中国空軍が接触し、開戦の危機が高まる!
その裏で暗躍するメディア王の恐るべき陰謀に007が挑む!
シリーズ第18作目!
ピアース・ブロスナン版の第2弾。
前作「ゴールデンアイ」同様、エンタメ・アクションに重点を置いた娯楽作に仕上がってます。
陸海空、次から次へとスリリングで魅せるアクションの連続!
ブロスナン版では一番楽しめる作品だと思います。
私が生まれて初めて観た007映画。
そのため、私の中で007=ピアース・ブロスナンのイメージは未だに強いですねー。
60年続いてるシリーズですからねー。
それぞれにそれぞれのボンド像があるんでしょうねー。
「007は、派手で、愉快で、痛快で、楽しい映画」そんなイメージを刷り込まれた作品でした。
(ボンドガール)
●ミシェル・ヨー(ウェイ・リン役)
中国系のマレーシア人。当時34歳。
アジア人がメインのボンドガールを演じるは1967年のシリーズ第5作「007は二度死ぬ」(日本人)以来、実に30年ぶり。
本作出演で知名度が上がり、以降はハリウッド作にも出演していきます。
演じたウェイ・リンは最後の最後でボンドと結ばれますが、中国のエージェントとして基本的にはボンドになびかないという珍しいキャラ、。
セクシャルな雰囲気は控えめにして、カッコよさ重視。
能力的にもボンドに匹敵する力を持ち、最もボンドと共闘したと言えるボンドガールです。
●テリー・ハッチャー(パリス夫人役)
アメリカ人。当時32歳。
悪役の女がボンドと関係を持って殺されるのはあるあるですが、パリス夫人は「ボンドの昔の女」という珍しい設定。
(主題歌)
シェリル・クロウの「トゥモロー・ネバー・ダイ」
曲もオープニングの映像も良かったです。
(見どころ)もちろんアクション!
●一番の見せ場は2人乗りのバイクスタント!
あらゆる車やボートを乗りこなしてきたボンドですが、バイクは以外と乗った事がない気がする。
ボンドガールと手錠で繋がれた状態で体位を入れ替えながらの2人で操縦するバイクでヴェトナムの路地裏や屋根上を爆走するシーンは愉快痛快!
●仕掛け満載のボンド・カー BMW750iL
ミサイル、まきびしなどの定番ギミックも満載ですが、目玉は携帯による遠隔操作。 これ、今なら実現できる技術では。
その他にもオープニングの戦闘機ドックファイト、高高度スカイダイブからのマリンダイブ等々、楽しいアクションやスタント満載。
(好きなところ)
●敵役顔の垂れ幕ポスタービリビリのビルダイビング。
皮肉や洒落の効いた台詞・演出がたくさんあって面白かった。
主題歌 |
TOMORROW NEVER DIES (シェリル・クロウ) |
F |
メイン・ボンドガール役 | ミシェル・ヨー(マレーシア) | 生存 |
ボンド、ジェームズ・ボンド | 言う | |
ウォッカマティーニ、シェイク |
飲まなかった? (オーダーはしていた) |
|
Qからの装備品 |
スタンガン、指紋コピー等便利機能満載の携帯 携帯で遠隔操作できるBMW750iL |
★★★PICK UP LINES★★★
シーン①(メディアの帝王 カーヴァー)
There's no news like bad news.
(悪いニュースほど売れるニュースはない。)
シーン②(ボンドとQの毎度のやりとり)
Q
It's the insurance damage waiver for your beautiful new car.
Will you need collision coverage?
(損害保険の書類だよ。君の美しく新しい車のね。衝突保険は?)
ボンド
Yes.(ああ。)
Q
Fire?(火災保険は。)
ボンド
Probably.(一応ね。)
Q
Property destruction?(対物保険は?)
ボンド
Definitely.(もちろん。)
Q
Personal injury?(傷害補償は?)
ボンド
I hope not, but accidents do happen.(万が一に備えてね。)
Q
They frequently do with you.(お前さんには全部必要さ。)
シリーズ作品 | ||||
1 | 1962年 | ドクター・ノオ | B | ショーン・コネリー |
2 | 1963年 | ロシアより愛をこめて | C | ショーン・コネリー |
3 | 1964年 | ゴールドフィンガー | D | ショーン・コネリー |
4 | 1965年 | サンダーボール作戦 | C | ショーン・コネリー |
5 | 1967年 | 007は二度死ぬ | B | ショーン・コネリー |
6 | 1969年 | 女王陛下の007 | B | ジョージ・レーゼンビー |
7 | 1971年 | ダイヤモンドは永遠に | A | ショーン・コネリー |
8 | 1973年 | 死ぬのは奴らだ | B | ロジャー・ムーア |
9 | 1974年 | 黄金銃を持つ男 | C | ロジャー・ムーア |
10 | 1977年 | 私を愛したスパイ | A | ロジャー・ムーア |
11 | 1979年 | ムーンレイカー | B | ロジャー・ムーア |
12 | 1981年 | ユア・アイズ・オンリー | B | ロジャー・ムーア |
13 | 1983年 | オクトパシー | D | ロジャー・ムーア |
14 | 1985年 | 美しき獲物たち | C | ロジャー・ムーア |
15 | 1987年 | リビング・デイライツ | C | ティモシー・ダルトン |
16 | 1989年 | 消されたライセンス | B | ティモシー・ダルトン |
17 | 1995年 | ゴールデンアイ | B | ピアース・ブロスナン |
18 | 1997年 | トゥモロー・ネバー・ダイ | A | ピアース・ブロスナン |
19 | 1999年 | ワールド・イズ・ノット・イナフ | B | ピアース・ブロスナン |
20 | 2002年 | ダイ・アナザー・デイ | B | ピアース・ブロスナン |
21 | 2006年 | カジノ・ロワイヤル | A | ダニエル・クレイグ |
22 | 2008年 | 慰めの報酬 | C | ダニエル・クレイグ |
23 | 2012年 | スカイフォール | B | ダニエル・クレイグ |
24 | 2015年 | スペクター | B | ダニエル・クレイグ |
25 | 2021年 | ノー・タイム・トゥ・ダイ | B | ダニエル・クレイグ |