デッドプール2 S

(DEADPOOL 2)2018

監督 デヴィッド・リーチ  
キャスト ライアン・レイノルズ  デッドプール(ウェイド) /本人役/ジャガーノート(声)
  ジョシュ・ブローリン サノス・・・じゃなくてケーブル
  モリーナ・バッカリン バネッサ(ウェイドの恋人)
  ジュリアン・デニソン ファイヤーフィスト(ラッセル少年) 
  ザジー・ビーツ ドミノ(能力:ラッキー)  X-FORCE
  ステファン・カピチッチ コロッサス(声 メタルボディ) X-MEN
  ブリアナ・ヒルデブランド ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド  X-MEN
  忽那 汐里 ユキオ(ネガソニックの同姓恋人) X-MEN
  T・J・ミラー ウィーゼル(酒場のマスター) 
  カラン・ソーニ ウェイドの運転手
  レスリー・アガムズ 盲目の婆さん 
  エディ・マーサン ミュータント養護施設の理事長
  テリー・クルーズ ベドラム(電気操るアフリカ系) X-FORCE
  ビル・スカルスガルド ツァイガイスト(強酸ゲロ) X-FORCE
  ブラッド・ピット バニッシャー(透明人間)X-FORCE
  ルイス・タン シャッタースター(宇宙人) X-FORCE
  ロブ・ディレニー ピーター(普通のおじさん)X-FORCE
  ジャック・ケシー ブラック・トム(アイスボックス囚人)
  マット・デイモン ケーブルに車を奪われるおっさん
  アラン・テュディック ケーブルに車を奪われるおっさん
  ニコラス・ホルト ハンク・マッコイ(ドアの向こうに一瞬)
  ジェームズ・マカヴォイ プロフェッサーX(ドアの向こうに一瞬)
  エヴァン・ピーターズ クイックシルバー(ドアの向こうに一瞬)
  コディ・スミット・マクフィー ナイト・クローラー(ドアの向こうに一瞬)
  タイ・シェリダン サイクロプス(ドアの向こうに一瞬)
  アレクサンドラ・シップ ストーム(ドアの向こうに一瞬)
  ヒュー・ジャックマン ウルヴァリン

悪ノリ、悪フザケ全開ヒーロー、

デッドプール第2弾!

 

流れ弾で恋人バネッサ(モリーナ・バッカリン)を失い失意に沈むウェイド

それをほっておけないコロッサスがX-MENに無理矢理勧誘。見習いとして

出動するが上手くいかず逮捕され収監。突然未来から殺し屋が現れ、狙われた少年を助け、なんだかんだあり、いつの間にか自分で新たなチーム「X-FORCE」を立ち上げる!

 

 

下品な下ネタ、いろんな映画や俳優をネタにしたブラック・ユーモア第4の壁を破ったジョーク等、前作のテイストを踏襲して笑わせてくれます。

 

ヒーロー映画でありながら、ラスボス的な敵がいません。

ジャガーノートがヴィランとして登場しますが、ヴィランを倒す事が目的ではなく、ミュータントのおデブな少年ラッセルを守る事が本作の目的。

 

未来から来た刺客(ケーブル)が少年(ラッセル)を狙うのは1991年「ターミネーター2」のよう。ラッセルが将来ワル者にならないように守ろうとするのは2012年「LOOPER /ルーパー」のよう。

 

監督は前作から変わりデヴィッド・リーチに。

長くアクション・スタントとして活躍してきた人で、2014年には「ジョン・ウィック」を製作&監督してます。

オープニングで「DIRECTED BY ONE OF THE GUYS WHO KILLED THE DOG IN JOHN WICK」(監督:ジョン・ウィックで犬を殺したヤツ)と紹介されてます。

当然アクションが得意な監督で、アクションシーンもたくさんありますが、 アクション押しではなく、デッドプールらしいコメディ感を大事にしている感じです。

 

(新キャラたち)

ケーブル

始めは敵でしたが、後半にはコミック同様デッドプ―ルの相棒となります。

演じたジョシュ・ブローリンは、2018年4月公開の「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」ではサノスを、そして同年5月公開の本作ではケーブルと、連続してマーベル・コミック原作のキャラを演じてます。

(本作内でもデッドプールがケーブルを「サノス」と呼んでいじってます)

 

ドミノ

唯一使えるX-FORCEの女性メンバー。能力はラッキー♪

面白くて楽しい能力ですが、デッドプールやケーブルとやりあえるくらい フツーに強い。

他のX-FORCEの面々があまりにクズすぎて、ドミノの有能さが笑えます。

 

●X-FORCEのその他メンバー

しょーもないクズばかりで、サイコーに笑える奴らです。

ピーター(ただのおじさん)以外は、コミックに実際に登場しているキャラです。

 

●ジャガーノート

2006年「X-MEN  ファイナル・ディシジョン」でも登場しているキャラ。

本作ではCGで作られてます。

声は主演ライアン・レイノルズの声を加工したものです。

 

●ユキオ

2013年「ウルヴァリン SAMURAI」でも登場して、日本人でモデルの福島リラが演じたキャラです。

本作では忽那汐里が演じてます。忽那汐里はオーストラリア生まれの日本人で、英語と日本語のバイリンガルだそう。

 

(エンディングでの時空改ざんギャグシーン)

ケーブルが持っていたタイムトラベル装置を使っていろんな過去を修正していくシーンがありますが、知らないと何がなんだかわからないシーン。

●2009年「ウルヴァリン  X-MEN ZERO」を修正。

ライアン・レイノルズが、本作のデッドプールとは別のデッドプール(ウェポンX)を演じていたので、その過去をデリート。

 

●2011年「グリーン・ランタン」を修正。

ライアン・レイノルズが主演したDCコミック原作のヒーロー映画。

自身を殺して修正。

デッドプールはマーベル・コミックのキャラなんでね。

 

(笑いどころ)盛りだくさんですが、特に笑えたところ

●007を真似たオープニングの映像。よく出来てて笑える。

歌はセリーヌ・ディオンで「Ashes」。曲のPVも結構笑えます。

OP以外でも、懐メロが要所要所のアクション・シーンで使われていて楽しいです。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」っぽいです。

 

●X-FORCEの面々。

登場後、わずか数分でほぼ全滅のポンコツぶりは爆笑必至。

 

★★★PICK UP LINES★★★

(デッドプール ブラック・コメディ集①)もっとX-MENだせよ!

コロッサスにつっかかるウェイド

 

You'd think the studio would throw us a bone.

They can't just dust off one of famous X-MEN?

(スタジオも、もう少しサービスしてくれたっていいだろ。

有名なXメンを誰か一人連れてくるとかさ。)

 

※throw a bone は「少し喜ばせる、楽しませる、譲歩する」という意味。

 

 

(デッドプール ブラック・コメディ集②)キャラ暗いんだよ!

ケーブルにつっかかるウェイド

 

You are so dark!  Are you sure you're not from the DC universe?

(お前暗いな。DCユニバースの出身かよ?)

 

 

(デッドプール ブラック・コメディ集②)即採用!

ピーター採用を即決するウェイド

 

ウェイド

Any powers you wanna tell us about?(何か能力が?)

 

ピーター

No.  I don't have one.  I just saw the ad and though it looked fun.

(いや、何もないよ。ただ広告を見て楽しそうだったから。)

 

ウェイド

You're in. (採用。)

 

 

(デッドプール ブラック・コメディ集③)誕生! Xフォース!

新ユニット名を考えたウェイド

 

I was always appalled by the blatant sexism in the group's name.

X-MEN! Men! 

The point is, our group will be forward thinking.  Gender neutral.

From now on, we'll be known as.....  X-FORCE.

(オレは前から露骨な性差別的なグループ名にはドン引きしてた。

Xメン! メン!? 俺たちチームは今どきじゃなくちゃ。性的に中立で。

これからはこう名乗ろう、Xフォース!)

 

    X-MEN Trainee(見習い)
    X-MEN Trainee(見習い)
       シリーズ作  
2016年 デッドプール
2018年 デッドプール2
     
      X-MENシリーズ  
2000年 X-メン S 
2003年 X-MEN2
2006年 X-MEN ファイナル ディシジョン
2009年 ウルヴァリン X-MEN ZERO
2011年 XーMEN:ファースト・ジェネレーション
2013年 ウルヴァリン SAMURAI
2014年 X-MEN:フューチャー&パスト 
2016年 X-MEN:アポカリプス A 
2017年 LOGAN / ローガン S 
2019年

X-MEN:ダーク・フェニックス