ウルヴァリン SAMURAI C
(The Wolverine)2013
監督 | ジェームズ・マンゴールド | |
キャスト | ヒュー・ジャックマン | ローガン(ウルヴァリン) |
TAO | マリコ | |
福島 リラ | ユキオ | |
真田 広之 | 矢志田 シンゲン | |
スヴェトラーナ・コドチェンコワ | Dr.グリーン(ヴァイパー) | |
ウィル・ユン・リー | ハラダ | |
ハル・ヤマノウチ | 矢志田 | |
山村 憲之介 | 若き日の矢志田 | |
ブライアン・ティー | 森信郎 法務大臣 | |
ファムケ・ヤンセン | ナイトメア・ジーン | |
小川 直也 | ヤクザ | |
and | ||
イアン・マッケラン | マグニートー | |
?????? | ?????? |
ウルヴァリン、日本に来たる!
X-MENシリーズ通算6作目。
ウルヴァリン・シリーズの2作目になります。
時系列的には、「X-MEN ファイナルディシジョン」後のお話。
ジーンを失った哀しみを乗り越えられず、放浪の旅を続ける
ウルヴァリン。そんな中かつて大戦中の日本の長崎で助けた
日本軍士官、矢志田の求めに応じて再び日本へ。
ウルヴァリンの不死能力をめぐり新たな戦いが!
アクションよりか、ウルヴァリンの心の再起に軸を置いたお話。
ジェームズ・マンゴールドは人間ドラマを撮ってきた監督なので、そういう感じになったのかな。
ストーリーが陳腐で魅力が無い。真田広之の出演もあり「ラストサムライ」の廉価版みたいな感じがしました。
アクションもいまひとつ。ミュータント同士のバトルが見もののシリーズですが、本作の敵役はヤクザ、ニンジャ、ムシャ・・・いまいち見栄えしないし、日本人から見ると滑稽だし胡散臭い。
(日本)
東京をはじめ日本の各地でロケが行われ、日本人俳優もメインキャストとして多数出演してます。
マリコ役のTAOやユキオ役の福島リラは、日本での知名度はいまひとつですが、2人とも世界的に活躍するモデルさんです。
ハリウッド映画における日本の描き方は相変わらず微妙な感じ。
マシンガン持って葬式を警備してる奴なんかいるわけないでしょ。日本の
銃刀法をなんだと思って・・・ 日本語の台詞もなんか微妙。
ハラダ役等、日本人じゃない役者さんに日本人役をやらせて無理矢理日本語を話させるのはやめてほしい。ちゃんと日本人の役者を使ってーさー。
エンドロール中にまさかの人物が登場し、次作「フューチャー&パスト」へと続いていきます。
(見どころ)
●新幹線屋根バトル!
列車の屋根でのアクションは定番ですが、
新幹線の上での超高速バトルはスリリング。
ローガンが「時速300マイル(約480キロ)?」と言ってましたが、実際には200~300キロくらいです。リニア新幹線で500キロですね。
新幹線は英語でも Shinkansen ですが、Super Express と言った方が通じやすいかな。劇中でローガンは bullet train(弾丸特急) と言ってました。
★★★PICK UP LINES★★★
矢志田の提案
矢志田
I didn't send for you only to thank you, Logan.
I wanted to repay you. To offer you something no one else can.
A gift to equal the life you gave to me.
(来てもらったのは礼を言うためだけではないんだ、ローガン。お返しがしたい。私以外の者には出来ないお返しだ。それはお前が私にくれた命と同じだけの価値がある。)
ローガン
I don't need anything.(何もいらない。)
矢志田
Not a thing.
Eternity can be a curse. It hasn't been easy for you, living without time. The losses you have had to suffer.
A man can run out of things to live for.
Lose his purpose. Become a ronin. A samurai without a master.
I can end your eternity. Make you mortal.
(物ではない。永遠とは呪いにもなる。歳をとらずに生きることは簡単ではないはず。失う事は苦しみに他ならず、生きがいを見いだせなくなる。目的も無く浪人となる。主のいない侍だ。私はお前の永遠を終わらせる事ができる。死なせてやる。)
※作中でローガンがよく「クズリ」と呼ばれてました。
イタチ科の動物です。英語では wolverine(ウルヴァリン) です。
語源はwolf(狼)からきてるんでしょうね。
シリーズ作 | ||
2000年 | X-メン | S |
2003年 | X-MEN2 | S |
2006年 | X-MEN ファイナル ディシジョン | S |
2009年 | ウルヴァリン X-MEN ZERO | B |
2011年 | XーMEN:ファースト・ジェネレーション | S |
2013年 | ウルヴァリン SAMURAI | C |
2014年 | X-MEN:フューチャー&パスト | B |
2016年 | デッドプール | A |
2016年 | X-MEN:アポカリプス | A |
2017年 | LOGAN / ローガン | S |
2018年 | デッドプール2 | S |
2019年 | X-MEN:ダーク・フェニックス | A |