マーベル･コミック原作のヒーローによるクロスオーバー作品群「マーベル･シネマティック･ユニバース(MCU)」の10作目。

 

強大な力を持つオーブを手に入れ、ザンダー星を滅ぼそうとするクリー人の危険分子ロナン(ﾘｰ･ﾍﾟｲｽ)。

自称スター・ロードのピーター・クイル(ｸﾘｽ･ﾌﾟﾗｯﾄ)率いるお尋ね者チーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は銀河の平和を守る事ができるのか！？

 

宇宙の星々を巡るＳＦヒーロー・アクション！

MCUの世界に、愉快な仲間たちが参戦です！

いろんな星や、いろんな宇宙人がたくさん登場し、MCUの世界観を一気に広げました。

 

（ガーディアンズのみなさん）

MCUの中では最もコメディ色強めの笑える奴らですが、その絆にほっこりと感動させられることも。

 

●ピーター・クイル（自称スター・ロード）

ガーディアンズの頼れる？リーダー。

子供の頃、宇宙の海賊団ラヴェジャーズに地球から拉致されて、以来宇宙でアウトロー人生を送るナイスガイ。母親の影響で懐メロ大好き。「AWESOME MIX VOL.1」と書かれたテープをソニーのウォークマンで楽しむナイスガイ。

装備やアクションが「スター・ウォーズ」のボバ・フェットっぽい。

本作ラストで、母親は地球人(テラ星人)だけど、父親が正体不明の宇宙人であることが判明！→リミックス（VLO.2）へ

 

●ガモーラ（ｿﾞｰｲ･ｻﾙﾀﾞﾅ）

サノスの娘(養女)。サノスに仕込まれた暗殺者。でもサノスを憎み倒そうと考えてる危険女子。ピーターとの関係が気になるところ。

 

●ドラックス（ﾃﾞｳﾞｨｯﾄﾞ･ﾊﾞｳﾃｨｽﾀ）

かつてロナンに妻子を殺され、その復讐に生きるパワーファイター。

真っすぐな感性の持ち主で、それ故にマヌケ感溢れる愛すべきマッチョ。

本作でロナンは倒しますが、その黒幕であるサノス打倒を胸に誓う！

演じるデヴィッド･バウティスタは「バティスタ」のリングネームで知られるプロレスラー。

 

●ロケット（声：ﾌﾞﾗｯﾄﾞﾘｰ･ｸｰﾊﾟｰ）

凶暴なアライグマ。不本意な遺伝子改造を受けこの姿に。

とにかく人のモノを盗んだり奪ったりするのが好き。

相棒であるグルートの言葉を唯一理解できる奴ですが、ガーディアンズの他のメンバーも段々言ってる事がわかるようになっていきます。

 

●グルート（声：ｳﾞｨﾝ･ﾃﾞｨｰｾﾞﾙ）

木。ロケットの相棒。話せる言葉は「I am Groot.」のみ。

案外戦闘力高し。

皆を守って粉々になりますが、最後に破片から芽が出てベビー･グルートとして復活してます。

 

（ヴィラン）

●ロナン

本作のメイン･ヴィラン。好戦的なクリー人。（クリー帝国については2019年「キャプテン･マーベル」で詳しく描かれてます。）

サノスに下についているが、オーブ(パワー･ストーン)を手に入れ増長して

裏切るも、ガーディアンズに破れ消滅。

 

●サノス登場！！

2012年「アベンジャーズ」のエンドロールで一瞬登場したマーベル最強のスーパーヴィラン、サノスがとうとう本編に登場！原作と同じデザインのおっさんゴリラのようなヴィジュアルはイマイチですが、ちょー強そう！

 

●ネビュラ

ガモーラの義妹。姉同様サノスの養女。本作では、オーブ回収を手助けするためガーモラと共にロナンに所に派遣されています。

サノスは憎いが、その圧倒的な力に逆らえず従ってます。

姉ガモーラとも確執あり。本作ではヴィラン的立ち位置でしたが、後にアベンジャーズと深く関わることに。

 

（その他のキャラ）

●ヨンドゥ

宇宙海賊ラヴェジャーズのリーダー。ピーターの育ての父。

なんだかんだ言ってピーターの事がかわいい。

ラヴェジャーズはかなりデカイ組織で、ヨンドゥが率いているのは、その一部隊であることが、リミックス（VLO.2）でわかります。

 

●ピーターの父について

ピーターの母曰く「天使のようで光輝いてた。」

またラヴェジャーズのメンバーが「(ピーターを)父親のところに返さずによかった。」と言ってます。

父親についてはリミックス（VLO.2）で明らかに。

 

（インフィニティ・ストーン）

本作のキーアイテム、オーブこそがインフィニティ･ストーンの1つパワー・ストーン！　並の奴は触れただけで焼き尽くされるぜ！

一度はロナンの手に堕ちるものの、奪い返して本作最後にザンダー星のノバ帝国が保管することに。

作中にコレクターがインフィニティ･ストーンの誕生について初めて具体的な説明をしてます。

 

これでスペース、マインド、リアリティに次いで4つ目のストーンが登場したことになります。

残るはタイムとソウルです。

 

（懐メロいい感じ！）

70年代懐メロがＢＧＭに使われ、それがガーディアンズの象徴となり本編とは別で楽しめる部分になっています。

メインＢＧＭはスウェーデンのバンド、ブルー･スウェード(BLUE SWEDE)の「HOOKED ON A FEELING」（邦題：ウガ・チャカ）をアメリカの歌手B・J・トーマスがカバーしたものです。

非常にキャッチ―な”ウガチャカウガウガ”の部分はトーマスの原曲にはなく

カバー時に追加されたものです。

HOOKED ON A FEELING は「この(恋する)気持ちに夢中だ」というような意味。

このほかメジャーな曲やコアな曲まで７０年代アメリカン･ポップを楽しめるラインナップのよう。

サントラアルバム「AWESOME MIX Vol.１」（全12曲）出てます。

 

（エンド･クレジット）

爆発した自身のコレクション･ルームで座り込むコレクターに変なアヒルが話しかけてます。マーベル･コミックのキャラクター、ハワード･ザ･ダックです。

 

（スタンじいさんを探せ！）

ザンダー星の街で、ニヤケ顔でナンパしているじいさん。

 

（好きなところ）

●刑務所脱出時にドラックスの投げた銃をキャッチし唸るロケット。

Oh yeaaah!

 

●ヨンドゥの操る口笛で操作する武器ヤカ。強かった。

リミックス（VLO.2）でも大活躍します！

 

●ラストバトルで見せたガーディアンズの絆

ピーターと仲間達が繋がってパワー・ストーンを抑えるシーン。

ちょっと感動的。