LOOPER/ルーパー S

(ROOPER)2012

監督 ライアン・ジョンソン  
キャスト ジェゼフ・ゴードン・レヴィット ジョー(現在)
  ブルース・ウィリス ジョー(30年後)
  エミリー・ブラント サラ(シドのママ)
  ピアース・ガニフォン シド(子供)
  ノア・セガン キッド・ブルー
  ジェフ・ダニエルズ エイブ
  パイパー・ペラーボ スージー(娼婦)
  ポール・ダノ セス(ジョーの友達)
  トレイシー・トムズ ベアトリクス(喫茶店員)
  シュイ・チン ジョーの未来の妻
 

未来から送られてくるターゲットを始末する殺し屋、通称ルーパー。

送られてきたターゲットは何と未来の自分だった!

 

タイムトラベルに超能力。定番の

SFネタですが、使い方が斬新でおもしろく、新鮮さを感じさせるSFでした。
アクションよりもストーリーやアイデアで魅せるSF作です。

 

ライアン・ジョンソン監督が脚本も手掛けています。監督と主演の

ジョゼフ・ゴードン・レヴィットのコンビはジョンソン監督の長編デビュー作2005年「BRIK ブリック」

以来2度目になります。

 

ジョーがフランス語を勉強しているシーンがありましたが、演じたジェゼフはフランス語話せるそうです。

 

ドジな敵キャラ、キッド・ブルーは最後にもう少し活躍させてあげてもよかったと思う。

 

(見どころ)

●ストーリーや設定

 タイムワープを未来の犯罪組織が標的の死体処理のために使っている

 という設定がおもしろかったです。

 負った傷が未来の自分にも反映されたり、細かいアイデアも

 おもしろかった。

 

●ラスト よかったですね~。

  利己的な現在の自分と、愛を知り愛のために動こうとする未来の自分。

 それが一瞬で鮮やかに劇的に入れ替わる驚き。

 

(好きなところ)

●派手なアクションで魅せる作品ではないとは言え、そこはブルース・

 ウィリス。マシンガンを撃ちまくる姿がやっぱり一番様になっててかっこ

 いいー。

 

★★★PICK UP LINES★★★

ルーパー 冒頭の語り

 

タイムトラベルは現在はまだ発明されていない。

だが30年後には開発されている。

しかし法律で禁止され、犯罪組織が秘密裏に利用するようになっている。

未来は死体の始末がほぼ不可能だと言う。身元追跡調査ですぐバレる。

そこで、組織が誰かを殺したい時には現在の殺し屋を雇う。

通称ルーパーだ。

つまり未来の依頼人が殺したい相手を捕まえてルーパーである現在のオレに転送。標的は縛られ袋を被せられて現れる。

オレは契約を履行して、銀の延べ棒を受け取る。

標的は未来から消え、オレは存在しない死体を始末する。