スター・ウォーズ  S

(STAR WARS  EPISODEⅣ-A NEW HOPE) 1977

監督 ジョージ・ルーカス  
キャスト マーク・ハミル ルーク・スカイウォーカー
  キャリー・フィッシャー レイア姫
  ハリソン・フォード ハン・ソロ
  アレック・ギネス オビ・ワン・ケノービ(ベン)
  ジェームズ・アール・ジョーンズ ダース・ベイダー(声)
  デヴィッド・プラウズ ダース・ベイダー(スーツアクター)
  アンソニー・ダニエルズ C-3PO
  ケニー・ベイカー R2-D2
  ピーター・メイヒュー チューバッカ
  ピーター・カッシング ターキン(デス・スター指令官)
  フィル・ブラウン オーウェンおじさん
  シラー・フレイザー おばさん
シリーズの原風景 タトゥイーンの夕陽 チュニジアでロケしてます
シリーズの原風景 タトゥイーンの夕陽 チュニジアでロケしてます

Help me, Obi-Wan Kenobi.

You're my only hope.

(助けて下さい、オビ・ワン・ケノービ。あなただけが頼りです。)

 

力と恐怖で銀河の支配を強める帝国に対して反乱軍の姫君レイア(キャリー・フィッシャー)は、かつて共和国の平和を支えた戦士ジェダイの生き残りであるオビ・ワン・ケノービ(アレック・ギネス)に助けを求める。

レイアからメッセージを託されたドロイドR2-D2C-3POが辺境の惑星タトゥイーンへ漂着し、一人の青年と出会う。

彼の名はルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)。

運命に導かれ帝国と反乱軍との戦いに身を投じていくスカイウォーカーの物語が幕を開ける!

 

記念すべきスター・ウォーズ・シリーズの1作目(エピソード4)。

遠い昔、はるか彼方の銀河系での壮大なサーガの始まり。

 

ユニークで多種多様な宇宙人たちも本シリーズの魅力
ユニークで多種多様な宇宙人たちも本シリーズの魅力

前評判は決して良くなかったようですが公開後大ヒット!

ルーカス監督が大成功を収めて、SFというジャンルを、誰もが楽しめるエンターテイメントに昇華させた作品。

製作会社に監督料アップではなくキャラクターやグッズの版権を要求。結果莫大な利益を得ることにも成功。

 

 

同年にはルーカスのライバルで良き友でもある2歳年下のスピルバーグの SF作「未知との遭遇」が公開。

批評家的なうけは「未知との遭遇」の方がよかったよう。

 

(ハリソン・フォードとマーク・ハミル

ハン・ソロ役のハリソン・フォードは一躍人気者に。

一方、主役のルークを演じたマーク・ハミルはスター・ウォーズ以降、映画での活躍がほとんどなく、大ヒット映画の主役キャラのイメージの強さが、その後のキャリアの邪魔になってしまうという典型例になってます。

映画からは遠ざかりますが、その後はアニメ声優として活躍しております。

2015年からの新3部作では再びルーク役でスクリーンに帰ってきました。

 

(タイトル)

公開当時のタイトルは「スター・ウォーズ(STAR WARS)」でした。

1980年の次作「帝国の逆襲」公開の頃から副題「新たな希望(A NEW HOPE)」が付くように。

さらに1999年に「エピソード1」が公開されてからは、「エピソード4」も追加されて「スター・ウォーズ エピソード4 新たな希望(STAR WARS  EPISODEⅣ-A NEW HOPE)」と表記されるようになりました。

 

(名キャラクターたち)

●C-3PO と R2-D2

シリーズの名物キャラとなったドロイド。

黒澤明監督作1958年「隠し砦の三悪人」の登場人物がモデル。

両方とも中に人が入って演じてます。

C-3PO役のアンソニー・ダニエルズは、EP1~9とアンソロジーシリーズ(スピンオフ)2作の全11作に出演。

R2-D2役のケニー・ベイカー(小人症で身長112㎝)は、2016年に享年81歳で他界するまでEP1~7の7作に出演。

 

ダース・ベイダー

映画史に残る稀代の名悪役。

映画のオープニング早々に主人公のルークやハン・ソロよりも先に登場し、あの不気味な呼吸音とともに強烈な存在感を放ってます。

(ある意味彼(アナキン)はシリーズ通しての主役とも言えますしね。)

そのビジュアルも、そのテーマBGMも、全てがかっこいい。

 

声は登場する全作でジェームズ・アール・ジョーンズが担当。

スーツアクターはEP4~6ではデヴィッド・プラウズが演じてます。

プラウズはイギリス出身で訛りがひどかったため、声は担当させてもらえませんでした。さらに殺陣が大の苦手で、EP5、6の殺陣シーンでは殺陣指導のボブ・アンダーソン(フェンサー)が代わりに演じてます。ボブはフェンシングでオリンピックに出場した事もある殺陣演技の指導者。

 

●チューバッカ

ソロのパートナー。全身毛むくじゃらのウーキー族。

EP1~7で演じていたピーター・メイヒューは身長2m20㎝。

俳優というより一般人で、チューバッカ役以外での出演作はほぼなし。

メイヒュー老齢のためEP8「最後のジェダイ」からは、ヨーナス・スオタモ(身長2m9㎝)にバトン・タッチ。 10㎝以上縮んでる。

 

(見どころ)

●本作単体で観るならシンプルなSFアドベンチャー。

諸々伏線もありますが、あまり考えずに楽しみましょう。

 

壮大なシリーズ作なので、その中の1つとして観るとまた味わい深いです。

 

ベイダーVSオビ・ワン

因縁の対決ですが、本作だけ観ると、おじいちゃんとベイダーがチャンバラして、おじいちゃんがいきなり消えて勝負の行方も曖昧って感じですが、

EP1~3を観た後に観ると、実に味わい深いです。2人が顔を合わすのは、

マグマ火山惑星ムスタファーでの決闘以来。まさに因縁の対決!

 

ベイダー卿、出撃!

ボスクラスのベイダーがわざわざ自分で戦闘機(専用タイ・ファイター)に乗って出撃するものかな~と思ってましたが、EP1を観た後なら納得!

 

究極兵器デス・スターの破壊

ローグ・ワン」を観た後に観ると、ジンたちの戦いに思いを馳せずにはおられず、泣けてきます。

 

(好きなところ)

フォースの暗黒面

恐怖のおしおきフォース・チョーク!!(首絞め)で気に食わない奴を黙らせるベイダー様。

 

この技は実生活でも役に立つこと間違いなし!楽しいでしょうねー。 

 

習得されたい方はぜひシスへ! 

くっ・・苦しい・・
くっ・・苦しい・・

 

   

★★★PICK UP LINES★★★

オビ・ワンを感じるベイダー

 

Obi-Wan is here. The Force is with him.

Escape is not his plan. I must face him alone.

(オビ・ワンがいる。奴のフォースを感じる。逃げるような奴ではない。

私が相手をする。)