ローグ・ワン   スター・ウォーズ・ストーリー S

(ROGUE ONE   A STRA WARS STORY)2016

監督 ギャレス・エドワーズ  
キャスト フェシリティ・ジョーンズ  ジン・アーソ 
  ディエゴ・ルナ キャシアン・アンドー
 

ドニー・イェン

チアルート(モンク)
  チアン・ウェン ベイズ
  リズ・アーメッド ボーディ(輸送船パイロット)
  アラン・テュディック K-2SO
  ベン・メンデルソーン クレニック長官
  フォレスト・ウィテカー ソウ・ゲレラ
  マッツ・ミケルセン ゲイリン・アーソ(ジンの父)
  バレン・カネ ライア(ジンの母)
  ガイ・へンリー ターキン総督(演者)
  ピーター・カッシング ターキン総督(CGの顔)
  ジュヌヴィエーヴ・オライリー モン・モスマ(反乱軍女性指導者)
  アリスター・ペトリ ドレイヴン将軍
  ジミー・スミッツ ベイル・オーガナ
  ジェームズ・アール・ジョーンズ ダース・ベイダー(声)
  アンソニー・ダニエルズ C3-PO
  キャリー・フィッシャー レイア姫(CG)

May the Force be with us.

フォースと共にあらんことを

 

帝国の支配が確立し劣勢に立たされる抵抗軍。さらにデス・スターと呼ばれる決戦兵器の存在が知らされ降伏ムードさえ漂う中、兵器破壊の鍵となる設計図の奪取に向かう一隊がいた。

スター・ウォーズ エピソードⅣの直前。

名もなき人たちの勇気ある戦いを描いたスピンオフ作です。

スター・ウォーズの外伝を描くアンソロジー・シリーズの1作目となります。

 

スター・ウォーズはこれまでにもアニメ、小説、ゲーム等でたくさんの外伝が作られてますが、実写の劇場公開作の外伝は初。

 

本作単体でも悪くないですが、スター・ウォーズ・シリーズの中の作品として見ると、非常に素晴らしい作品だと思います。

シリーズの他作品、特にエピソードⅣをドラマチックに補完してくれます。

 

エピソードⅣではなかなかの欠陥兵器だなと思われたデス・スターですが、なるほど、この作品を観て納得。必死で抗う人たちの戦いがあっての、

エピソードⅣだったんですね~。エピソードⅣの見方が変わります!

ジンやキャシアンたちの顔が思い浮かぶ!

 

人間以外いろんな種族が登場するのもSWシリーズの魅力。

一方人間のキャストは白人がメイン。

しかしローグ・ワンの演者はメキシコ人(キャシアン役)、中国人(チアルート、ベイズ役)とバラエティ豊かでした。

 

帝国は悪。対する反乱軍は正義。

その構図は間違ってませんが、本作では、戦争の中きれい事だけじゃすまない反乱軍の暗部も見せてくれます。反乱軍側のこういう描き方は今までになかった。

 

ターキン総督、レイア姫、ラダス提督等シリーズキャラの登場や、諸々小ネタもたくさんあります。

 

(見どころ)

●やっぱり出たら、いいとこ全部持っていっちゃうベイダー卿

 登場シーンは2回だけど、存在感ハンパねー。

①中盤、クレニッ長官へのフォース責め

これぞベイダー卿。ゾクゾクします。

 

②ラスト

まさに魔人。圧倒的な強さ。そして希望はレイア姫へ。

神シーンだわ、これ。

 

●チアルートとベイズの友情

 ひねくれながらも強い友情で結ばれた2人のユーモア溢れる会話と死に様。

いい味出してるんですよねー。

 

●K2-SO

スター・ウォーズと言えば、マスコット・ドロイドが欠かせません。

皮肉っぽいおしゃべりはC3-PO的ですが、違うのは使えて頼れるドロイドであること。人間臭いコイツもいい味出してるんですよねー。

一瞬ですが、C3-POとR2-D2も出てます。

 

(好きなところ)

●主人公ジン・アーソ

運命に立ち向かう強い女性。惹かれるなー。かわいいしね。

 

★★★PICK UP LINES★★★

(シーン①)チアルートとベイズ イードゥーにて

 

ベイズ

Where are you going?(どこへ行く?)

 

チアルート

I'm gonna follow Jyn.  Her path is clear.

(ジンを追う。彼女の道は正しき道。)

 

ベイズ

Alone?  Good luck!(一人でか? 幸運を!)

 

チアルート

I don't need luck.  I have you.(必要ない。お前がいる。)

 

(シーン②)これぞベイダー卿

 

Be careful not to choke on your aspirations, Director.

(その野心で息切れなど起こさぬよう気を付けるがいい、長官。)