人類を滅亡させる危険なウイルスを手に入れようとする悪の組織に立ち向かうは、我らがヒーロー、ホブス＆ショウ！

 

ワイスピ･シリーズ初のスピン・オフ作！

 

 

 

（ファミリー・コンボ！！）

原題タイトルの「ホブス＆ショウ」の通りホブス･ファミリーとショウ･ファミリーの2つの家族を軸にして、家族総出でドンパチ騒ぐアクション作。

 

犬猿の仲であるルークとデッカードが、時に反発、時に協力が面白いんですが2人の低レベルな罵り合いはちょっとくどすぎるかなと感じました。

 

●ドウェイン・ジョンソンのルーツ

ドウェインはカリフォルニア出身のアメリカ人ですが、そのルーツは演じたルークと同様サモアにあります。

 

自身もプロレスラーだったドウェインは父も祖父もプロレスラーのプロレス一家。

父：ロッキー・ジョンソン（ソウルマン）

祖父：ピーター・メイビア（ハイ・チーフ）

 

母方の祖父であるピーター・メイビアがサモア出身。

ピーターは映画にも出演してます。（1966年「007は二度死ぬ」）

 

●アノアイ・ファミリー

米プロレス界のサモア系名門一族。

兄弟タッグのワイルド・サモアンズとして活躍したアファ･アノアイとシカ･アノアイ兄弟一族のことを言います。

 

アファの父親と、ドウェインの祖父であるピーター・メイビアが義兄弟だったので、メイビア一族もアノアイ・ファミリーに加えられています。

 

本作にはアノアイ一族のプロレスラー、ジョー･アノアイ（シカ･アノアイの息子）が、ルークの弟役で出演してます。

いろんな意味でファミリー映画になってます。

 

●ショウ・ファミリー

デッカードに妹ハッティがいることも判明。母親(ヘレン･ミレン)も登場していたので、どうせなら弟のオーウェン(ルーク･エヴァンズ)も登場させて勢揃いが見たかったな。

 

（見どころ）

●アクション

もちろんカー・アクションもガッツリありますが、スタントマン出身のデヴィッド・リーチが監督したこともあってか、格闘アクションが多め。

ビル壁面降下アクションが面白かったなー。

 

（好きなところ）

●敵役ブリクストン　つえー！カッケー！！

ボディスーツもよく似合っていたイドリス・エルバ。

半サイボーグの無双感がカッコ良かったです。

あのスーパーSFバイクがカッケー！トランスフォーマー感ある。

劇中でルークが言っていた通り、ターミネーター感もありますね！

 

●ヴァネッサ・カービー演じるハッティ

クール、タフ、＆ビューティー

ビシーッと決まったまつげ毛がセクシー！

 

 

（エティオンの指導者の正体は？）

 加工された声だけの登場だった謎のエティオン指導者。

エンド･ロールには　Chmp Naigtengale とクレジットされています。これはライアン・レイノルズが使っていた偽名。

あの声はロック役のライアンが演じていたようです。

だからと言ってロック＝エティオンの指導者かは不明。

 

2017年「ワイルド･スピード ICE BREAK」に登場した非道な敵役サイファー（シャーリーズ・セロン）なのかなーと思いましたが、2021年「ワイルド･スピード ジェットブレイク」を観る限り違ったよう。