ドミニクには妹だけじゃなく、弟もいた！！

 

世界中のコンピューターやシステムを支配下に置くことができる装置を巡り、ドミニクと弟のジェイコブが激突！

 

父親の死を巡り確執のある兄弟喧嘩の行方は！？

 

ぶっ飛びアクション・シリーズ第9弾！

 

（復帰！復活！）

●ジャスティン・リン監督

本シリーズを大ヒットシリーズ作へと成長させた立役者ジャスティン･リンが6作目「EURO MISSION」以来の監督復帰。

 

●サン・カン

ジャスティン監督がワイスピに初参加した3作目「TOKYO DRIFT」で死亡したはずのハンが実は生きており本作に復活登場。

演じるサン・カンもシリーズ復帰を果たします。

監督とサン･カンは、監督のインディーズ時代からの古い友人。ハリウッドの中でアジア系の地位を上げようと奮闘してきた盟友。

（ジャスティンは台湾系、サン･カンは韓国系のアメリカ人。）

 

●ジョーダナ・ブリュースター

演じるミアの夫であるブライアン役のポール・ウォーカーが死亡。

しかし作中でブライアンは生き続けている設定なのでミアだけ単独の出演は無理があるかなと思ってましたが、今回の敵がミアの兄弟ということもあり、無理のない形での再登場となりました。

 

ハンやミアの登場はテンション上がるし、サントスとレオのコンビとドミニクとの出会いの話、ブライアンに殴られ鼻がひん曲がっているスタジアックのちょこっと出など、シリーズファンはニヤッとさせらる所が随所にあります。

 

（ファミリー押し）

ファミリー(チーム）でのミッション的アクションに比重を置いてきたシリーズ。毎回、味方や敵に親兄弟の新キャラが次々と登場する流れはさすがに飽きてきました････

 

（アクションはいまひとつ）

序盤の崩れるつり橋を渡り切るシーンや、その後のワイヤースイングでの崖越えシーンがクレイジーで好きです。

 

一番の見せ場は、磁力の引力、斥力を使ったアクションですが、あまりぱっとしなかったような。アイデアは面白いと思いますが。

画的にド派手で印象に残るアクションがあまりなかったのは残念。

 

格闘シーンも狭い場所が多く、ゴチャゴチャして動きが見にくかったし、全体的に細々した印象。

 

（好きなところ）

●サイファー（シャーリーズ・セロン）がカッコよすぎ！！

ドミニクの宿敵のサイファー。

キノコっぽい髪型もカッコよかったなー。存在感がパない。

 

●クィ―二―（ヘレン・ミレン）もカッコいい！

カー･アクションのシーンは2013年「RED リターンズ」を思い起こしました。

 

●新しい家が建つ中で、いつも通りの大団円バーベキュー

そこへ最後にやってきたスカイライン（ブライアン）

映画の中で生き続けてる。なんかすてき。