ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 SS

(FANTASTIC BEASTS and The Crimes of Grindelwald)2018

監督 デヴィッド・イエーツ  
キャスト エディ・レッドメイン ニュート・スキャマンダー 
  ジョニー・デップ グリンデルバルド
  ジュード・ロウ アルバス・ダンブルドア
  エズラ・ミラー クリーデンス・ベアボーン
  キャサリン・ウォーターストン

ティナ(ポーペンティナ)ゴールドスタイン 

  ダン・フォグラー ジェイコブ・コワルスキー 
  アリソン・スドル クイニー(ティナの妹) 
  クローディア・キム(スヒョン) ナギニ
  ゾーイ・クラヴィッツ リタ・レストレンジ
  カラム・ターナー テセウス(ニュートの兄)
  ウィリアム・ナディラム ユフス・カーマ(セネガルの純血魔法使い)
  ブロンティス・ホドロフスキー ニコラス・フラメル
  ケヴィン・ガスリー アバナシー(グリンデルバルド部下)
  ポピー・コービー・チューチ ロジエール(グリンデルバルド女部下)
  デヴィッド・サクライ クロール(グリンデルバルド部下アジア系)
  デレク・リデル トラバース(英魔法省の役人)
  イングヴァール・シーグルソン グリムソン(クリーデンスへの追手)
  ウルフ・ロス スピールマン(馬車から落とされた人)
  カルメン・イジョゴ ピッカリー(MACUSA議長)
  フィオナ・グラスコット マクゴナガル
  ダニエル・ユーグ アーマ・ドゥガード(小人の小間使い)
  ヴィクトリア・イェーツ バンティ(ニュートの助手)
  オラフル・ダッリ・オラフソン サーカス団長
  ヨシュア・シア ニュート(ホグワーツ時代)
  テア・ラム リタ(ホグワーツ時代)
  トビー・レグボ ダンブルドア(青年時)
  ジェイミー・キャンベル・バウアー グリンデルバルド(青年時)

グリンデルバルドが脱走した!

仲間を集め人間界の支配を目論むグリンデルバルドは強力な闇の魔力オブスキュラスをその身に宿す青年クリーデンスを仲間に引き入れようと画策する。

 

一方、グリンデルバルドの野望を食い止めるためにニュートに接触する男が。

彼の名はアルバス・ダンブルドア!

 

ファンタスティック・ビースト・シリーズ第2弾!

 

偉大なる魔法使いダンブルドアも登場し、闇の勢力との戦いが本格化していきます。 監督はデヴィッド・イェーツが続投しました。

前作はニューヨークが主な舞台。

本作はパリ、ロンドン、そしてホグワーツ!

「ハリ・ポタ・シリーズ」との繋がりも強くなり、魔法ワールドはさらなる広がりを見せてくれます。

シリーズ・ファンならより楽しめる!

本作単体でも十分面白いですが、今後の展開もすごく楽しみ!

 

(見どころ)

●クリーデンスのルーツを巡る秘されたドラマ

レストレンジ家とリタの悲しいお話が隠されていました。

そして最後に、アルバス・ダンブルドアの弟であることが告げられますが、なにせグリンデルバルドの言う事なので、信憑性には欠けますが・・・・

 

●タイトルの通り、グリンデルバルドの罪悪(工作)

ヴォルデモートは自分の意にそぐわぬ者は問答無用で「アバダケダブラ!」

恐怖で人を支配します。

グリンデルバルドも冷酷ではありますが、思想家気取りなので言葉巧みに人の心に入り込んで上手く利用しようとします。

本作ではクリーデンス、そしてティナまでもが彼に取り込まれてしまいます

 

目を黒と白のオッドアイにしたのはジョニデの提案だそうです。

甘言を弄する表面的な穏やかさと、冷酷さの表裏を現したそう。

演じるキャラのビジュアルや衣装に徹底的にこだわる彼らしいです。

ジョニデのグリンデルバルド、もうちょっと見たかったなー。

 

(好きなところ)

●ニフラー大活躍!

前作ではイタズラでニュートを困らせるばかりでしたが、本作ではティナの追跡調査や、グリンデルバルドから「血の誓い」を奪うなどカワイイだけじゃないところも見せてくれます。

小さなお腹ポケットに一生懸命モノを入れようとするベビー・ニフラー超かわいかったです。

 

●ナギニ役のクローディア・キム(スヒョン)が美人。

アジアン・クール・ビューティー。 韓国の女優さん。

 

(シリーズ・リンク)

●アルバス・ダンブルドア

ホグワーツの校長になる前、闇の魔術に対する防衛術の先生として教鞭をとっていた頃のダンブルドアが登場。

因縁の相手グリンデルバルドへの対抗馬としてニュート推しを強引に進めようとします。

人を思い通りに動かそうとする点ではグリンデルバルドと通ずる所があるかもしれません。

 

●ナギニ

ヴォルデモートが最も信頼をよせ、分霊箱の1つでもあった蛇

かつては美しい女性だったことが本作で判明します。

自らの意思で蛇に変身できますが、シリウス・ブラックやワームテールのようなアニメーガスとは異なり、変身を繰り返すとやがて蛇の姿のまま人に戻れなくなるという呪いを受けた者(マレディクタス)。

ヴォルデモートとの出会いが気になるところ。

名前の由来はインド神話に登場する蛇神ナーガから。

 

●ニコラス・フラメル

賢者の石の作成者。石の力で不死。600歳前後。

ダンブルドアの古い友人。

ハリ・ポタ・シリーズの1作目「賢者の石」で、その作成者として名前のみが言及されていた人物。

顔はイカツめのお爺ちゃんですが、なかなかチャーミングなキャラ。

本作終盤では威厳も見せてくれます。

 

●ニワトコの杖

死の秘宝の1つで、最強の杖。本作時点ではグリンデルバルドが所有。

後にダンブルドアの杖となります。

 

(ファンタスティックビーストたち)

●チュパカブラ

グリンデルバルドとともに牢にいれられ、アントニオと名付けられたトカゲ的なやつ。あっさり投げ捨てられてしまいます。グリンデルバルドが魔法動物を軽視してることがわかります。

 

●ケルピー

大型の水棲魔法動物。ニュート自宅で飼われている。

全身が海藻みたいなヒラヒラで覆われている。タツノオトシゴ的な形状。

 

●河童&鬼

日本の魔法動物?というか妖怪。サーカスの見世物にされていた。

河童はバスタブの中にいて名前も呼ばれていましたが、鬼は奥の方にちょこっと映っただけで特に名前の言及もなかったです。

日本にも魔法省があるのかな?

 

 ●マタゴ

フランス魔法省の警備を担当する黒猫的なやつら。

威嚇時は目が光り大きくなる。刺激すると分裂して増える。

 

★ズーウー

本作の目玉モンスター。

中国の魔法生物。サーカスで見世物にされていたが脱走。

化け猫みたいなビジュアル。フリルみたいななが~い尻尾がチャーミング。

高速で移動できる。

威嚇するときの怖い顔と、猫じゃらしに目を丸くする可愛い顔とのギャップ萌えにやられます。(「ワンピース」のネコマムシを連想したり)

フランスの魔法省で大暴れする様はモンハンみたいだった。

 

★★★PICK UP LINES★★★

グリンデルバルドの演説

 

It is said that I hate les non-Magiques. 

The Muggles.  The No-Maji. The Can't-Spells. 

I do not hate them.  I do no.

For I do not fight out of harted.

I say the Muggles are not lesser, but other.

Not wothless, but of other value.

Not disposable, but of a diffrent disposition.

Magic blooms only in rare souls.

It is granted to those who live for higher things.

Oh, and what a world we would make for all of humanity.

We who live for freedom, for truth, and for love.

 

私はノン・マジーク(非魔法族)を憎んでいると言われている。

マグル。ノー・マジ。魔法を使えぬ者たち。

憎んではいない。本当だ。憎いから戦うわけではない。

マグルは劣っているわけではない。別の種族なのだ。

無価値ではなく、別の価値がある。

使えないわけではなく、別の使い用がある。

魔法は選ばれしごく一部の者に宿るものだ。

高みに生きる我らが授かるもの。

我々は全ての種族のための世界を作るのだ。

自由のため、真実のため、そして愛のために。