ハリー・ポッターと炎のゴブレット B

(Harry Potter and the Goblet of Fire   ) 2005

監督

マイク・ニューエル 

 
キャスト ダニエル・ラドクリフ ハリー・ポッター
  ルパート・グリント ロナルド(ロン)・ウィーズリー
  エマ・ワトソン ハーマイオニー・グレンジャー
  ブレンダン・グリーソン アラスター(マッドアイ)・ムーディー
  ロバート・パティンソン

セドリック・ディゴリー

(グリフィンドール代表)

  スタニスラフ・アイエネフスキ

ビクトール・クラム

(ダームストラング代表)

  クレマンス・ポエジー

フラー・デラクール

(ボーバトン代表)

  ロビー・コルトレーン ハグリッド
  マイケル・ガンボン  ダンブルドア校長
  マギー・スミス マクゴナガル先生
  アラン・リックマン セブルズ・スネオプ
  ケイティ・リューング チョウ
  ロジャー・ロイドパーク

バーテミウス・クラウチ

(国際魔法協力部)

  デヴィット・テナント バーテミウス・クラウチJr
  ペジャ・ビジェラック

イゴール・カルカロフ

(ダームストラング校長)

  フランシス・デ・ラ・トゥーア

オリンペ・マクシーム

(ボーバトン校長)

  ティモシー・スポール

ワームテール(ピーター・ペティグリュー)

  トム・フェルトン ドラコ・マルフォイ
  マシュー・ルイス ネビル・ロングボトム
  デヴォン・マーレイ フィネガン
  ジェイミー・ウェイレット クラッブ
  ジョシュア・ハードマン ゴイル
  デヴィッド・ブラッドリー フィルチ
  ワーウィック・デイヴィス フリットウィック先生
  ロバート・ハーディ ファッジ(魔法省大臣)
  ミランダ・リチャードソン リータ・スキーター(記者)
  シャーリー・ヘンダーソン 嘆きのマートル
  ジェフ・ラウル エイモス(セドリックの父)
  マーク・ウィリアムス アーサー・ウィーズリー
  ジェームズ・フェルプス フレッド・ウィーズリー
  オリバー・フェルプス ジョージ・ウィーズリー
  ボニー・ライト ジニー・ウィーズリー
  シェファリー・チョウドリー パーバティ(ハリーのダンス相手)
  アフシャン・アザド パドマ(パーバティの妹 ロンのダンス相手
  ジェイソン・アイザックス ルシウス・マルフォイ
  ゲイリー・オールドマン シリウス・ブラック(暖炉の中の顔)
  レイフ・ファインズ ヴォルデモート

Hogwarts has been chosen to host a legendary event.

The Triwizard Tournament.

 

ホグワーツが伝説の催しを取り行うこととなった。

三大魔法学校対抗試合じゃ。

 

 

 

ボーバトンダームストラング、そしてホグワーツ

三校の代表者3名で競う競技大会。

 

炎のゴブレットが3人の代表を選出するが、さらにもう1人を選出した!

予期せぬ形で4人目の代表となり対抗試合に出場することになったハリー。他の3人とともに3つの課題にチャレンジすることに。

 

一方、大会の裏で暗躍する闇の者たち。

そしてとうとうこの時がやってきた・・・・・・

 

ハリーのホグワーツ4年目。 劇的展開を迎えるシリーズ第4弾!

 

(監督)

シリーズ初の英人監督となるマイク・ニューエルがメガホンを取りました。

(1~2作目は米人、3作目はメキシコ人、5~8作目のデヴィッド・イェーツは英人。)

 

   闇の帝王  復活!!
   闇の帝王  復活!!

(闇の帝王! 復活!!!)

物語は終盤で一気に急展開!

ついに「名前を言ってはいけないあの人」闇の帝王が復活!

 

生徒が無慈悲に殺されるというショッキングな展開。もはや子供向けファンタジーとは言えないダークでシビアな域に入っていきます。

 

魔法対抗試合、ダンスパーティー等々の学校行事が描かれてますが、終盤のヴォルデモート復活のインパクトが強烈すぎてそこしか印象に残らない感じです。

 

(見どころ)

●ヴォルデモート卿

映画史に残る邪悪な悪役が誕生しました。

一目見ただけで「こいつは絶対すげー悪い奴」というのがわかる外見。

ハリーの額に指で触れて苦しめる残忍さ、そしてハリーの苦悶の表情を堪能するあの邪悪な顔といったらないです。

 

クルーシオの呪文の言い方等、とにかくいやらしく邪悪さで満ち溢れてます。レイフ・ファインズが見事に演じてます。

ちなみに私は事前情報なしでヴォルデモートの顔を見て演者がレイフ・ファインズだと気づけました。

 

悪役にもいろいろありますが、ヴォルデモートの特徴はただただ邪悪さしか持ってない点。

ダース・ベイダーのように、悲しい過去・体験を持っていたり、光と闇の両側面を内在する悪役も多い中、ヴォルデモートは闇一色。キャラとしての深みには欠けるものの絶対悪の恐怖やおぞましさはヒシヒシと伝わってきます

 

(好きなところ)

●ハーマイオニー(エマ・ワトソン)

可愛らしい少女から大人へと成長いていくハーマイオニー。

(エマ・ワトソン当時14歳)

ダンスパーティでドレス姿を披露するシーンは、後のベル役を彷彿とさせる

美しさです。階段を降りながら、レディへの階段を上っていきます。

 

(映画ハリポタ主な登場人物)

㉔アラスター・ムーディー

前作で生徒に襲いかかった責を取り辞めていったリーマス・ルーピンに代わり新たにやってきた闇の魔術に対する防衛術の先生。(4人目)

元闇祓い。通称マッドアイが示す通り片目が危なそうな義眼。

 

 

㉕セドリック・ディゴリー

ハッフルパフ所属のさわやかなイケメン生徒。魔法対抗試合でホグワーツの代表に選出されるくらい優秀な生徒だが、シリーズ史上最も悲劇的な最期を迎えることとなる可哀想な子。

 

㉖ビクトール・クラム

魔法対抗試合のダームストラング校代表。学生でありながらブルガリアのクィディッチ代表チームのシーカーを務める人気者。

(ちなみに演じるスタニスラフ・アイエネフスキーもブルガリア人。)

ハーマイオニーがお好きなよう。

 

㉗フラー・デラクール

魔法対抗試合のボーバトン校代表。美人さん。

 

㉘イゴール・カルカロフ

ダームストラング校の校長。元デス・イーター。

アズカバンに収容されていたが、司法取引きにより釈放された。

 

㉙オリンペ・マクシーム

ボーバトン校代表の女性校長。ハグリッドよりも長身で、ハグリッドといい感じになる。

 

㉚リータ・スキーター

日刊預言者新聞の女性記者。

ある事ない事、ゴシップ風に書き上げる困った記者。

 

(主な魔法道具)

移動キー(ポートキー Portkey)

触れることで特定の場所に瞬間移動できるように魔法をかけられたアイテムのこと。物なら何でもポートキーにできるよう。

本作ではブーツと優勝カップが使われていた。

 

炎のゴブレット(The Goblet of Fire)

青いの炎をたたえた巨大なゴブレット(足つきグラス)。

対抗試合の代表者を選出する。

 

エラ昆布(Gillyweed)

食べると首にエラ、手足に水かきができる植物。

ハリーが第2の課題で使用。

 

憂いの篩(ふるい)(ペンシーブ Pensieve)

謎の液体をたたえた盆。

こめかみあたりから杖で記憶を取り出し、その記憶を追体験するように見ることができる。

 

真実薬(ベリタセラム Veritaseramu)

ようは自白剤。

 

(主な呪文)

アバダ ケダブラ

相手を瞬時に絶命させる最凶最悪で無慈悲な魔法。

許されざる3つの呪文の一つ

ヴォルデモートやデス・イーターたちは躊躇なく使いまくる。

マジこえー。マジかんべん。

こいつをかけられて生き残った者は唯一人。(正確には跳ね返したのでくらってはいないんですが

インペリオ

相手を意のままに操る呪文。

許されざる3つの呪文の一つ。

マッドアイが授業のデモストレーションで使う。

 

クルーシオ

ひたすら相手に苦痛を与えるサディスティックな拷問呪文。

許されざる3つの呪文の一つ

ヴォルデモートやデス・イーターが好んで使う。

授業のデモンストレーションでマッドアイにクルーシオをかけられた蜘蛛がもがき苦しむ様を目の当たりにしたネビルも苦しそうな表情を見せます。

もがく蜘蛛に対する哀れみもあったかと思いますが、この呪文がネビルにとって因縁の呪文であることも影響していると思います。

 

モースモードル

闇の印(骸骨&蛇)を空に浮かび上がらせる呪文。

 

アクシオ

離れたところにある対象物を自分の所に引き寄せる呼び寄せ呪文。

 

アセンディオ

対象が上昇する呪文。ハリーが沈みゆく湖から脱出。

 

レダクト

対象を粉々にする呪文。

ハリーがセドリックにまとわりつく蔓を破壊。

 

直前呪文(Priori Incantatem)

ヴォルデモートと自分の杖が繋がった事についてハリーがダンブルドに尋ねると「直前呪文じゃ」と言うだけで詳細は語られませんでした。

直前呪文とは、対象の杖が直近に使った呪文を出現させる呪文です。

 

ハリーとヴォルデモートの杖が繋がったのは2つが同じ材料(フェニックスの尾)でできた兄弟杖だからです。

墓場でのヴォルデモートとの決闘時にハリーが直前呪文を使ったわけではありませんが、兄弟杖同士の激突という特殊な状況が直前呪文と同様の現象を生み出しました。

兄弟杖同士のバトルでは互いを傷つけることができません。そのため一種のバグが起こり直前呪文が発動。ヴォルデモートの杖によって殺された人の魂が、順に出現しました。(直前に殺されたディゴリー、冒頭で殺されたマグルのじいさん、その前は13年前に殺されたハリーの両親。)

 

(いろんな生き物図鑑)

ドラゴン

対抗試合の1つ目の課題として4種が登場。

「ウェールズ・グリーン」「チャイニーズ・ファイヤボール」「スウェーデン・ショート・スナウト」そしてハリーが戦った「ハンガリー・ホーンテール」

 

マーピープル

湖に棲む人魚的な奴ら。これっぽちもかわいくない魔物。

 

グリンデロー

湖に棲むタコみたいな魔物。ハリーにまとわりつく。

★★★PICK UP LINES★★★

復活!!!

 

Bone of the father unwillingly given.

Flesh of the servant  willingly sacrificed.

And the blood of  the enemy  forcibly taken.

The Dark Lord shall rise again.

 

父の骨、知らぬ間に与えられん。

しもべの肉、喜んで差し出されん。

そして敵の血、力ずくで奪われん。

闇の帝王よ、再びよみがえれ!