マーベル･コミック原作のヒーローによるクロスオーバー作品群「マーベル･シネマティック･ユニバース(MCU)」の11作目。

 

マーベルを代表するスーパーヒーローが時に協力したり、時に衝突したりしながら派手なアクションをキメてくれるＳＦアクション大作アベンジャーズの第2弾！

 

ヒドラ残党に奪われたロキの杖を奪い返したアベンジャーズ。

トニー（アイアンマン）はロキの杖(マインド･ストーン)の力を利用して、平和維持のためアイアンマン軍団を指揮する人工知能ウルトロンを開発するが暴走。アベンジャーズそして人類の殲滅を計るウルトロンを止める事ができるのか！？

 

監督＆脚本は前作と同じくジョス･ウェドン。ストーリーの薄すさも前作と一緒。カッコイイヒーローのカッコイイアクションを視覚的に楽しめたらそれで十分。

 

（ヴィラン）

●ウルトロン

ヒーローアクションでは魅力あるヴィラン（悪役）の存在も重要ですが、前作のロキに引き続き本作のウルトロンもいまいち。スーパー人工知能でありながら、幼稚で卑屈な人間っぽい性格。

 

（新キャラ）

●ワンダ･マキシモフ（スカーレット･ウィッチ）

ヒドラの人体改造を受けたヴィランとして登場しますが、最終的には味方となりアベンジャーズの新メンバーとなります。

テレキネシスで物を動かしたり、吹っ飛ばしたり、人の思考を読み取ったりいろいろ出来てかなり強い。

 

●ピエトロ･マキシモフ（クイックシルバー）

ワンダとは双子。目にもとまらぬ超高速移動が能力。

ホークアイと少年を助けた際に被弾して死亡。

 

双子兄妹を演じたエリザベス・オルセンとアーロン･テイラー・ジョンソンは、2014年「GODZILLA ゴジラ 」では夫婦役を演じてます。

 

◆Ｘ-ＭＥＮリンク

クイックシルバーとスカーレット･ウィッチは、原作コミックではＸ-ＭＥＮのマグニートーの息子、娘として登場するキャラです。

Ｘ-ＭＥＮのファースト･ジェネレーション･シリーズにはクイックシルバーが登場します。

 

●ヴィジョン

これまでアイアンマンをサポートしてきた人工知能JARVIS(ジャービス)が実体を得た姿。額にはインフィティ･ストーンの1つマインド･ストーンが埋め込まれ、何かを超越した感を醸し出してます。

ジャービスの声を担当していたポール・ベタニーがそのまま演じてます。

掴み所のないキャラですが、ソーのハンマー、ムジョルニアを持つことができたのでいい奴なんでしょう。

アベンジャーズの新メンバーとなりました。

 

●ユリシーズ・クロウ（闇の武器商人）

アフリカの国ワカンダから、キャプテンの盾にも使われてる最硬金属ヴィブラニウムを盗み出しウルトロンに売った男。

ウルトロンの怒りを買い、左腕を切られるも生き残り、2018年「ブラックパンサー」にも登場。モーションキャプチャー俳優として活躍してきたアンディ･サーキスが珍しく生身で演技してます。

 

（アベンジャーズの人間模様）

●アイアンマン（トニー） と キャプテン（スティーヴ）

相変わらず意見が合わず、衝突気味。

 

●バナー博士(ハルク) と ブラック･ウィドウ(ナターシャ)

いつの間にかハルク・テイマーになっていたナターシャ。

バナー博士とも急接近。

 

●ソー と キャプテンと ハンマー(ムジョルニア) と シールド(盾)

ハンマーと盾を使った連携攻撃を何度も繰り出してチームっぽい感じになってます。宴会の場で、キャップがハンマーを持ち上げようとした時、すこーしだけ動きました。その後、ヴィジョンがあっさり持ち上げちゃいますが。

熱い正義の心を持つキャップにも持つ資格があるのでは！？

2019年「エンド･ゲーム」をご覧ください。

 

●しばらく、おいとま

ソーはインフィニティ･ストーンを探す旅に出て、ハルクはクインジェット機でどこかへ飛んでいき行方不明。

2人はしばらくチームから離れます。

再登場は2017年「マイティー･ソー  バトルロイヤル」。

チームに再び合流するのは2018年「インフィニティ･ウォー」になります。

 

家庭を持っていた事が判明したホークアイは「これが最後」ということで、一応引退した格好ですが、またすぐ戻ってきます。（「シビル･ウォー」）

 

●お帰り

2014年「キャプテン･アメリカ  ウィンター･ソルジャー」で、公には死んだ事になっていたニック・フューリーが、自身曰く「ただの年寄り」として登場。本作最後にSHIELDに復帰したようです。

 

●ようこそ！

本作登場のスカーレット･ウィッチ(ワンダ)、ヴィジョン、またアイアンマン･シリーズに登場していたウォーマシン（ローズ）2014年「キャプテン･アメリカ  ウィンター･ソルジャー」に登場したファルコン（サム）が、新メンバーとしてアベンジャーズに加わりました！

 

彼らを前に、ラストシーンでキャプテンがあの決め台詞を！

「アベンジャーズ･･････」　言わんのかい！！

 

「エンド･ゲーム」まで持ち越しです。

じらして引っ張っただけあって、涙ちょちょぎれちゃいますよ。

 

（ソコヴィアの悲劇）

本作で主戦場となった架空の国ソコヴィア。ワンダとピエトロの母国。

都市ごと飛んで木端微塵！一生懸命避難、救出してましたが、それでも戦いに巻き込まれ多くの人が犠牲に。

この悲劇が後のアベンジャーズに暗い影を落とすことに･･･

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「シビル・ウォー」

 

（初登場のアイアンマン･スーツ）

■マーク43

マーク42の改良版。42は金色主体だったが43は赤色主体のカラーリング。

■マーク44（ハルク･バスター）

対ハルク用の特別なスーツ。通常のアイアンマン･スーツの上にさらに装着する形で運用。常時は人工衛星ヴェロニカに格納されている。

付近で滞空しているポッドからスペア･パーツの供給を受けられる。

超絶カッコイイ。

■マーク45

本作の最終戦で着用。装甲に流線形のデザインが多用され、これまでのメカ感溢れるスーツに比べるとスマートで柔らかい印象。

ジャービスがいなくなり、女性音声のFRIDAY(フライデー)をAIとして起用した最初のスーツ。

 

◆ウォーマシン

アイアンマン・マーク22を改修したもの。

 

2013年「アイアンマン3」で全てのスーツを一旦は破壊したトニーですが、結局またせっせと作ってます。そのことで、ポッツとは距離を置く事になってしまったと、2016年「シビル―・ウォー」で言ってます。

 

（キャプテンのスーツ）

腹周りの縦の赤白ストライプは相変わらずですが、赤のラインの形状に変化を付けて、すこしダサさを緩和してます。

 

（インフィニティ・ストーン おさらい）

本作終了時までに登場したストーンの所在をおさらい。

●マインド･ストーン　地球（ヴィジョンの額）

●スペース･ストーン　アスガルドで保管

●リアリティ･ストーン　惑星ノーウェアでコレクターが保管

●パワー･ストーン　ザンダー星のノバ帝国が保管

 

（エンド･クレジット）

エンド･クレジット途中でサノスが登場！

インフィニティ･ガントレットを装着し、自らがストーン回収に動くことを宣言します。

その前に映っていたギリシア彫刻の様な像が欲しい！

 

（スタンじいさんを探せ！）

祝賀パーティーで、ソーからもらった酒をのみ「エクセルシオ～ル(EXCELSIOR)」と言いながら退場するじいさん。

「さらなる高みへ」「常に向上する」という意味のラテン語。

スタンが編集の締めくくりに使っていた言葉で、彼の信念であり代名詞的な台詞。

 

 

（見どころ）

●やっぱりアクション。

みんなかっこいいですよ。

 

（好きなところ）

●ハルクバスター！

（アイアンマン マーク44）

　かっくいい～！！

 

●チーム･ビーム！

アイアン･マン、ソー、ヴィジョン3人揃ってのウルトロンへのビーム攻撃！

つえ～！かっけ～！！

やっぱ、ヒーローはビーム打ててなんぼなところはあるね。