アイアンマン第3弾！

マーベル･コミック原作のヒーローによるクロスオーバー作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の7作目。

ＭＣＵ「フェイズ2」のスタートになります。

 

「アベンジャーズ」での戦いの後、無力感や、未来への不安から不眠症やパニック障害に陥ったトニー。

そんな中、かつてトニーのファンだったが、相手にしてもらえず、その事を恨みに持つ科学者キリアン(ｶﾞｲ･ﾋﾟｱｰｽ)が、「超回復能力」や「体から高熱を発生する能力」を持つエクストリミスとなりトニーやポッツに迫る！

 

アイアンマンの完結編！ではありますが、以後のMCU作品でもトニー(アイアンマン)はバンバン活躍していきます。

 

監督が前ニ作のジョン・ファヴローからシェーン・ブラックに交代。

ファヴローは製作総指揮にまわり、これまで同様ハッピー役として出演もしてます。

 

アイアンマン・スーツは相変わらずかっこいいし、いろんなタイプのアイアンマンが出てきて楽しかったですが、脚本がイマイチ。

ヴィランであるキリアンやその他のエクストリミス達もカッコ良くなく魅力を感じない。

 

何気にクリスマスのお話でもあります。

クリスマス設定のアクション作と言えば「ダイ･ハード」や「ダイ･ハード2」。最後に一件落着ハッピーエンドでメリークリスマス！という感じ。

 

（初登場のアイアンマン･スーツ）

マーク8～42の35機

不眠症になったトニーがせっせと作ったアイアンマン軍団。

トニーが装着したもの、しないもの、名前を呼ばれただけのもの、チラッと映っただけのもの等いろいろありますが、すべてJARVISによる遠隔自動操作が可能。

最終的に全て破棄されました。 高～い花火となって。

 

■マーク42

本作でトニーが主に装着したスーツ。金色多めのカラーリング。

体の部位ごとにパーツ分解＆装着が可能。トニーの体に埋め込まれたマイクロチップを認識して遠隔で呼び寄せる事も出来る。

試作機だったため、うまく飛行できなかったりいろいろ難あり。

爆撃から守るため、ポッツにも装着させてました。

最終的には、キリアンに装着させて自爆。

 

♦ウォーマシン 改め アイアン･パトリオット

ウォーマシンのデザインはそのままで、カラーリングをキャプテン･アメリカみたいな星条旗カラーに変更、その他もろもろ改修したローズのスーツ。

パトリオットを大統領が装着するというのは乙。

 

（MCUリンク）

SHIELDやインフィニティ･ストーンは登場せず、トニーのドラマにスポットを当てた作品になってます。

 

●トニーの過去シーンにて

シリーズ1作目「アイアンマン」でトニーと一緒にテロ組織に捕らわれアイアンマン・スーツのプロトタイプ（マーク1）を作ったインセン博士がちょっと出てます。

またその時にインセンに紹介された心臓外科医のウーは、ラストでトニーの心臓から破片を取り出す手術をしてます。

 

●機械好きの少年ハーレー

テネシー州ローズヒルでトニーを助けた賢そうな少年。

2019年「アベンジャーズ  エンドゲーム」の最後に登場。

今後が気になるキャラです。

 

●偽物テロリストのマンダリン

シリーズ25作目2021年「シャン･チー」で本物のマンダリン登場に伴って、偽マンダリンも再び登場します。

 

（エンド･クレジット）

トニーとバナー博士(ハルク)が話しているオマケ的映像。

 

 （スタンじいさんを探せ！）

ミスコンのシーンで審査員役で一瞬映ってます。

 

（見どころ）

●一番盛り上がったのは、飛行機から落下する人達を救うシーン

ヒーローが体を張って一般人を守るシーンは、どのヒーロー映画でもわりと盛り上がる。

スカイダイビングで実際に落ちる人達を実写で撮ったそうです。

 

（好きなところ）

●様々なデザインのアイアンマン軍団

港に全員集合したときの勢揃い感はヤバイ！

個人的にはコンテナを支えた重量型の「マーク38 イゴール」が好きです。

わりとごついの好きです。「マーク44 ハルクバスター」とか。