スパイダーマン ファー・フロム・ホーム A
(SPIDER-MAN FAR FROM HOME)2019
監督 | ジョン・ワッツ | |
キャスト | トム・ホランド | ピーター・パーカー/スパイダーマン |
ジェイク・ギレンホール | クエンティン・ベック / ミステリオ | |
ゼンデイヤ | MJ | |
ジェイコブ・バタロン | ネッド(ピーターの親友、イスの男) | |
アンガーリー・ライス | ベティ(校内放送パーソナリティ ネッドの彼女に) | |
ジョン・ファブロー | ハッピー | |
マリサ・トメイ | メイ叔母さん | |
レミー・ハイ | ブラッド(ピーターの恋のライバル) | |
トニー・レヴォロリ | フラッシュ(ヤな奴) | |
サミュエル・L・ジャクソン | ニック・フューリー | |
コビー・スマルダーズ | マリア・ヒル(フューリーの部下) | |
ヌーマン・アジャル | ディミトリ(フューリーの部下 バスを運転) | |
マーティン・スター | ロジャー・ハリントン(引率先生) | |
J・B・スムーヴ | ジュリアス・デル(引率先生) | |
ジョージ・レンデボーグ・Jr | ジェイソン(校内放送パーソナリティ) | |
ドーン・ミッチェル・キング | イーディスの声 | |
J・K・シモンズ | デイリー・ビューグル編集長 | |
ベン・メンデルソーン | タロス(フューリーに化けてたスクラル人) |
マーベル・コミック原作のヒーローによるクロスオーバー作品群「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の23作目。
MCU版スパイダーマンの2作目。
「アベンジャーズ エンドゲーム」の後。
サノスの指パッチンで5年に渡り消されていた人々が復活した世界、そアイアンマンとキャプテン・アメリカのいなくなった世界を描いた最初のMCU作となります。
(修学旅行! スパイダーマンのホーム、NYを離れて)
恋活にあくせくするピーター。しかし偉大なるアイアンマン亡き後、人々のスパイダーマンへの期待がプレッシャーとなってのしかかる!
そんな中、ヨーロッパへ修学旅行中(豪華だな)のピーター達の前に、新たな脅威エレメンタルズが現れる!
再びスーパーヒーローの活躍が求められる中、及び腰のピーターに代わり、新ヒーロー、ミステリオが現れ注目を集める!
チャキチャキのニューヨーカーのスパイダーマン。MCUに限らずこれまでのスパイダーマン作品の舞台はほとんどがニューヨーク。
外に出るのは珍しい。
(ラブコメ!)
MCU作品の中で、唯一学園モノでもある「スパイダーマン」。
修学旅行とか、学生らしいイベントをネタにしながらラブコメドラマが展開されてます。
前作では変わり者キャラだったMJを、何故かメチャクチャ好きになっているという設定で話がスタートしてます。
●MJ カワイイ~!
リーダータイプ、ブロンド、セクシーという典型的ヒロインタイプではないMJ。変わり者で、ちょっと見栄を張って素直になりきれない感じも可愛らしく楽しいです。
ピーターと手をつないだり、軽くチュッとしたり。
いいな~。恋したくなるな~。
(MCUリンク)エンドゲーム後の世界
●「指パッチン組み(消された組)」は、消された5年前のまま状態で復活。
消されなかった人々だけが5歳年を取ったことになります。
●誰もが、異世界やモンスター、超常的な力の存在を認知した世界。
ミステリオ(ベック)はそこを利用します。
いずれも、かなり大きな変化なはずですが、この辺はわりとあっさり描かれてます。
●ニック・フューリー登場。
SHIELDもアベンジャーズもない今、彼の肩書はもはや何かわかりませんが、地球のみならず宇宙の平和を守るために働いているようです。
部下であるマリア・ヒルや「キャプテン・マーベル」に登場したスクラル人のタロスも登場。
(ヴィラン)
●ミステリオ(クエンティン・ベック)
ネタバレになってしまいますが本作のメイン・ヴィラン。
なかなかのゲスヤローに仕上がってます。
それもこれも、トニー(アイアンマン)のせいと言えなくもない。
原作コミックではスパイダーマン・シリーズの代表的なヴィランの一人。
ハイテク機器による特殊効果やバーチャル・リアリティを駆使して、幻覚を見せて戦うキャラ。酸性ガスを武器に使ったりもするので、作中で出す緑色の煙みたいなのはそれを意識したものかもしれません。
また「スパイダーマンは悪党だ」と流布して貶めようとするゲスキャラで、それもエンドクレジット中のシーンに反映されてます。
(マルチバースについて)
世界にはたくさんのパラレルワールドがあるよという理論というか理屈、設定。
ミステリオが「ここはアース616。私はアース833から来た。」と話すシーンがあります。本作においては、フューリー達を騙すためのミステリオのデタラメという事になります。
しかし、数多くのヒーローがクロスオーバーしながら登場するマーベル・コミックでは実際にこのマルチバース(多次元宇宙論)を採用して、それぞれの世界に名前を付けてます。
例えば、アース616はマーベル・コミックにおけるスタンダードな正史世界の事です。アース833は別世界のスパイダーマンであるスパイダーUKのいる世界。
ちなみに、本作含めたMCU映画はアース199999という世界になります。
(製作)
前作同様マーベル・スタジオとコロンビア(ソニー)との共同製作になっています。
(見どころ)
●ピーターとMJの恋の行方
●ミステリオの正体
(好きなところ)
●ピーターがジェット機内で新しいスーツを作るシーン
まるでトニーみたいなピーターを見守るハッピー。
●スパイダーマンとMJの街ブラデート
(ブラブラ歩きじゃなくて、宙ブラね)
ヨーロッパの風情ある風景も悪くはないけど、やっぱりスパイーダーマンが一番映えるのはニューヨークの摩天楼!爽快!
ギュットしがみつくMJもかわいい~。
(エンド・クレジット)
エンド・クレジット途中で、懐かしのデイリー・ビューグル編集長が登場。(サム・ライミ監督版のスパイダーマン三部作(アース96283)と同じく、J・K・シモンズが演じてます。)
スパイダーマンの正体が明かされます。
エンド・クレジットの最後には本作に登場したフューリーと部下のヒルが、実はスクラル人の変身だったことが明らかに。
本物フューリーは・・・・
★★★PICK UP LINES★★★
(シーン①)フューリーにしてやられたピーター
I think Nick Fury just hijacked our summer vacation.
(ニック・フューリーに夏休みを乗っ取られた。)
(シーン②)確かに危ないからね
MJからのメール
Don't text and swing!(ぶらりスマホ禁止!)
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