ロッキー C

(Rocky)1976

監督 ジョン・G・アビルドセン  
キャスト シルヴェスター・スタローン ロッキー・バルボア
  タリア・シャイア エイドリアン
  バート・ヤング ポーリー
  カール・ウェザース アポロ
  バージェス・メレディアス ミッキー(トレーナー)
 
   フィラデルフィア美術館前の階段です  ロッキー・ステップと呼ばれているそうです
   フィラデルフィア美術館前の階段です  ロッキー・ステップと呼ばれているそうです

ボクサーくずれのゴロツキ、ロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)。

友人ポーリー(バート・ヤング)の妹でペットショップで働くエイドリアン(タリア・シャイア)に想いを寄せ少しずつ距離を縮める2人。

そんな中、ヘビー級世界王者のアポロ・クリード(カール・ウェザース)とのタイトルマッチ話が持ち上がる。

老トレーナーのミッキーと猛特訓を積んだ「イタリアの種馬」(Italian Stallion)がアポロ戦に挑む!

 

 

ボクシング映画と言えばまずこの作品を思い浮かべる人も多いのでは。

 

(ロッキー誕生)

当時、役者としていっこうに芽が出ず、極貧生活を送っていたスタローンが、1975年の世界ヘビー級タイトルマッチ「モハメド・アリ VS チャック・ウェプナー」の試合を見てひらめき、一気に書き上げたお話です。

無名で誰からも勝ち目がないと思われていたウェプナーが善戦し、アリからダウンも奪い、試合には負けたものの人々に強い印象を与えたこの試合がロッキーの基になってます。

また白人のウェプナーが、黒人が主流だったボクシング界に挑んでいくという形もロッキーに反映されてます。

 

書き上げた脚本をスタローン自ら製作会社に売り込みにいきました。主演にはスター俳優を起用することを条件に、当時としては破格の脚本料を提示されたそうですが、ギャラが安くても「自分が主演する」という条件を決して譲らずに主演を果たしたスタローンが映画の中のロッキーと同じく大成功しアメリカン・ドリームを果たした映画です。

当時スタローンはロッキーと同じく30歳でした。

 

話は陳腐(王道)です。

スポ根というよりはラブストーリーで、それが良かった。

一番はあの「ロッキーのテーマ」ですね!名作には名曲あり! 

あの曲が流れてくるだけでテンション上がるもんなー。

 

アカデミー作品賞、監督賞を受賞ました。

アビルドセン監督はロッキーの子供版・カラテ版みたいな1984年「ベスト・キッド」でもヒットしました。

 

(見どころ)

●アポロとの試合。迫力ありました。

 

(好きなところ)

●ロッキーのテーマが流れるトレーニングシーン。

どれだけパロディられてきたことか。

 

●試合後、ただただ「エイドリアーンッ!」の名を叫ぶロッキー。

純愛ものですね。

 

★★★PICK UP LINES★★★

イタリアの種馬!

 

On my left, the challenger, in white trunks,

weighting 190 pounds, Philadelphia's favorite son,

The Italian Stallion, Rocky Balboa!!

 

左側、挑戦者、白のトランクス、190ポンド、フィラデルフィア出身

イタリアの種馬 ロッキー・バルボア!!

     シリーズ作品  
1976年 ロッキー
1979年 ロッキー2 B 
1982年 ロッキー3 B 
1985年 ロッキー4 炎の友情
1990年 ロッキー5 最後のドラマ
2006年 ロッキー・ザ・ファイナル  
     
    関連作品  
2015年 クリード チャンプを継ぐ男
2018年 炎の宿敵