ベスト・キッド B
(The Karate Kid)1984
監督 | ジョン・G・アヴィルドセン | |
キャスト | ラルフ・マッチオ | ダニエル・ラルーソ |
ノリユキ・パット・モリタ | ミヤギ | |
エリザベス・シュー | アリ | |
ウィリアム・ザブカ | ジョニー・ロレンス | |
マーティン・コーブ | クリーズ(コブラ会師範) | |
チャド・マックイーン | ダッチ(コブラ会) | |
ロン・トーマス |
ボビー(コブラ会) |
いじめられっ子が、謎の空手達人おじいちゃんの修業を受けて最後に勝つ!という王道スポ根青春サクセスストーリー。スポ根らしいストーリー展開に加えて街やファッションも80年代感漂いまくりです。
主人公ダニエルへのいじめ、アリとのラブストーリー、修行、ミヤギの過去等、いちいちバカ丁寧に描いているのがいい所かなー。この丁寧さが、作品全体に漂うやさしい感じに繋がってる気がします。いじめシーンは多少酷いですが、カラテアクションもソフトな感じで、お子さんが観たらおもしろいし、いいと思います。
アヴィルドセン監督は1976年「ロッキー」でアカデミー監督賞を受賞してます。「ロッキー」の少年版、カラテ版のような本作も大ヒットしました。ラブストーリーもあるし、マイノリティの主人公が強敵に挑んでいくという
スタイルも似てるかな。
続編が3本作られ、2010年にはジャッキー・チェンが師匠役でリメイク作が作られました。
ミヤギを演じたパット・モリタさんは日系アメリカ人2世。名前の前に付いている”ノリユキ”は「日本人らしいから」という理由で勝手に付けられて
クレジットされたようです。
外国映画で描かれる日本・日本人に違和感を覚える事は多いですが、本作はそんなに気にならなかったです。ただ「ダニエルさん」はなー。
付けるなら「くん」だろーなー。
ミヤギは沖縄出身で父からカラテを習ったという設定でした。
実際に空手の起源は沖縄と言われとります。
主演ラルフ・マッチオは本シリーズ作以外ヒット作には恵まれませんでしたが、ヒロイン役のエリザベス・シューはその後も結構活躍してます。
(見どころ)
●ダニエルとミヤギのやさしい関係。
●ダニエルとアリのかわいい恋。
●カラテ大会決勝はハラハラしましたよ。
★★★PICK UP LINES★★★
修行①コブラ会編
クリーズ
What do we study here?(ここで何を学ぶ?)
生徒
The way of defense, sir.(拳の道です!)
クリーズ
What is that way?(道とは何だ?)
生徒
Strike first, strike hard, no mercy, sir.
(先に打つべし、強く打つべし、情けは無用!!)
修行?②ミヤギ編
Sand the floor. (床磨き。)
Wax on, wax off.(ワックスオン、ワックスオフ。)
Paint the fence. Up, down. Side, side.
(ペンキ塗り。上下、横横。)
ミヤギがダニエルさんにこの修行の意味を教えるシーンは好きだなー。