ロッキー5 最後のドラマ 

(ROCKY Ⅴ)1990

監督 ジョン・G・アビルドセン  
キャスト シルヴェスター・スタローン ロッキー・バルボア 
  タリア・シャイア エイドリアン
  バート・ヤング ポーリー
  セイジ・スタローン ロバート(ロッキー・ジュニア)
  トミー・モリソン トミー・ガン
  リチャード・ガント デューク(悪徳プロモーター)
  デリア・シェパード カレン(デュークとつるんでる女)
  マイケル・ウィリアムズ ユニオン・ケイン(デュークおかかえのチャンプ)
  ポール・J・マイケル カーミン神父
  エリザベス・ピーターズ ジュエル(ジュニアの同級生)
  バージェス・メレディス 故ミッキー
  トニー・バートン デューク(ロッキーのトレーナー)
  ドルフ・ラングレン ドラゴ(前作の敵)

前作ドラゴ戦の直後から物語はスタート。

英雄として帰国するも会計士に騙され全財産を失ったロッキーとその家族。

脳への障害も見つかり止む無く引退。

将来有望そうな若者を鍛えるが、悪徳プロモーターに引き抜かれ、逆に自分に牙を向けてきやがった!

カムバックしてそいつとリングで決着をつけてやる!・・・と思いきや何故ストリートファイト!??なぜ子供の喧嘩みたいなことに?こいつは酷い展開だぜ。

 

「一度は引退したロッキーが、自分を裏切った元教え子とリングの上で決着」となれば普通に収まる話になったんですが、なぜか最後は路上でタックルや投げ技まで繰り出す大立ち回り。周りも止めるどころか、はやし立てる始末。

これはボクシング映画じゃなかったのか!?

どうしたスタローン!この脚本はひどすぎるぜ!

 

脚本はシリーズ通して全作スタローン。

2~4では監督も兼任してましたが、本作では1作目でアカデミー作品賞、監督賞を呼び込んだアビルドセン監督を起用。

 

邦題では「最後のドラマ」と銘打たれましたが、16年後の2006年に

続編「ロッキー・ザ・ファイナル」が作られました。

 

 

ロッキーの息子を演じたセイジ・スタローンはスタローンの実子です。

敵役トミー・ガンを演じたトミー・モリソンはヘビー級のプロボクサー。

 

(見どころ)

●なんじゃそりゃ??!ってツッコむためにしかないようなオチ。

 ありえなさすぎる展開に、逆に見入ってしまうかもね。

 

★★★PICK UP LINES★★★

ミッキーの教え

 

Mickey used to say a fight ain't over till you heard the bell.

(ミッキーは言ってたぜ。ゴングが鳴るまでは戦い続けろって。)

 

 

※ain't は口語的表現で、am not、are not、is not、have not、has not の短縮形です。今回の場合は is not の短縮でしょうか。

 

     シリーズ作品  
1976年 ロッキー
1979年 ロッキー2
1982年 ロッキー3
1985年 ロッキー4 炎の友情
1990年 ロッキー5 最後のドラマ
2006年 ロッキー・ザ・ファイナル  
     
     関連作品  
2015年 クリード チャンプを継ぐ男
2018年 クリード  炎の宿敵