ジュラシック・ワールド 

(JURASSIC WORLD) 2015

監督 コリン・トレヴォロウ  
キャスト ブライス・ダラス・ハワード クレア 
  クリス・プラット オーウェン・グレイディ
  ニック・ロビンソン ザック(兄)
  タイ・シンプキンス グレイ(弟)
  ヴィンセント・ドノフリオ ホスキンス
  イルファーン・カーン

マスラニ(ワールドの所有会社CEO)

  ジェイク・ジョンソン ロウリー(ワールドのシステム管理者)
  ローレン・ラプクス ロウリーの同僚女性
  オマール・シー オーウェンの同僚
  ケイティ・マグラス ザラ(クレアの部下)
  B・D・ウォン ウー博士
  ジュディ・グリア ザック&グレイの母
  アンディ・バックリー ザック&グレイの父
  コルビー・ブースマン・シェパード 檻に落ちたラプトル担当の新入り
  エリック・エデルシュタイン 太っちょのインドミナス・レックス監視員
  マーティ・カルバロプリー ジャイロスフィアのオペレーター
  ジミー・ファロン ジミー・ファロン(ジャイロスフィア内ビデオ案内人)

シリーズ第4弾!

1作目で挫折した恐竜のテーマパーク

「ジュラシック・パーク」が「ジュラシック・ワールド」としてオープン。

観光客が押し寄せる巨大テーマパークに塀を超えた恐竜たちの恐怖が迫る!!

 

製作総指揮はスピルバーグ!

さすが大作映画。さすがビッグ・タイトル。

「脱走した恐竜が人を襲う!」一言で言えばこれだけですが、単純に楽しい!怖い!ドキドキ!

ハラハラ!

 

監督には、本作がまだ長編2作目というコリン・トレヴォロウが大抜擢。

スピルバーグを感じさせる魅せるアクションを見事に作りあげています。

 

クレア役のブライス・ダラス・ハワードはすでに十分なキャリアを持っていますが、オーウェン役のクリス・プラットは本作の主演決定時にはまだ無名の俳優。しかし前年公開の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に主演し、一躍人気者になりました。

 

一流のエンターテイメントSFアクション映画であることは間違いないですが、ストーリー性がもう一歩。

恐竜がエンタメのためにフル活用されているのはいいんですが、それだけじゃなく、シリーズ1作目のように、蘇った恐竜が現代の世界で生きようとする生命のたくましさや、生命への畏怖を感じるようなストーリー性がほしい。それがないと「ジュラシック・パーク」は超えられない。

 

印象に残ったのは、クレアの部下で兄弟のお守り役ザラの死に様。

スカイダイビングして、ダイビングして、喰われて、喰われなおされて。

あそこだけやけにえぐい。

 

悪玉にされ島を脱出したウー博士は「ジュラシック・パーク」にも出てました。

 

登場恐竜紹介

(インドミナス・レックス)

遺伝子操作で生み出された架空のハイブリッド種。メス。

インドミナスはラテン語で「制御不能、支配されない」という意味のよう。

体の色を周りに合わせて変化させる擬態等、とんでも能力を持った恐竜。

デザインにはこれといった特徴はありませんが、あんまり奇抜にすると能力ともあいまって恐竜というよりクリーチャーやモンスターの類になってしまうか・・

 

(ヴェロキ・ラプトル)

シリーズを代表する恐竜。優れた知能で人間を追い詰める恐怖のハンターでしたが、本作ではその優れた知能から調教により人間と心通わせる部分も。

果たしてそのキバは抜かれたのか?

 

 

 

(モササウルス)

サメでモサを釣る! 

初登場の巨大海棲恐竜。

(正確には恐竜じゃないらしい。)

全長12~18メートルでデカイですが、本作に登場したヤツは50メートルくらいあるように見える・・・

 

(ティラノサウルス・レックス)

ラプトルと同じくシリーズ全てに登場する恐竜の王様的存在。

前作「3」ではスピノサウルスに不覚をとった恐竜王。

VSインドミナス・レックス戦はいかに!?

 

(アパトサウルス)

 ブロントサウルとも。巨大な草食恐竜。

頭部アップで息絶えるシーンはCGではなくロボット。

★★★PICK UP LINES★★★

ハイブリッド種

 

クレア

While year over year, revenue continues to climb,

operating costs are higher than ever.

Our shareholders have been patient, but let's be honest, no one is impressed by a dinosaur anymore.

Twenty years ago, de-extinction was right up there with magic. These days, kids look at a Stegosaurus like an elephant from the city zoo. That doesn't mean asset development is fallen behind.

Our DNA excavators discover new species every year. 
But consumers want them bigger, louder, more teeth. 

The good news?

Our advances in gene splicing have opened up a whole new frontier. We've learned more from genetics in the past decade than a century of digging up bones. 
So, when you say you want to sponsor an attraction, what do you have in mind?

(収益は増加し続けてきましたが、その分事業費も上昇ています。

株主の皆様にはなんとかご理解いただいていますが、正直に申し上げて、 今や恐竜に驚く人はいません。20年前、魔法のように絶滅種たちを蘇らせたのは良かったのですが、今の子供たちにとってはステゴサウルは街の動物園の象と同じ。しかし我々はさらなる発展を目指し進んでいます。

DNA研究チームは毎年新種を発見。しかし客はもっと「大きく、強く、歯の多いものを」と。

でもご安心ください。我々の遺伝子組み換え技術は発達し、新たなステージへ突入したのです。この10年、遺伝子工学から多くを学びました。

化石を掘り出していた時代とは大違い。

それでは、出資家の皆様が求めるアトラクションとはどのようなものでしょう?)

 

出資家
We wanna be thrilled. (スリルさ。)

 

クレア
Don't we all?

The Indominus rex.  Our first genetically modified hybrid.

(その通り。インドミナス・レックス。遺伝子改良ハイブリット種の第1号です。)

 

      シリーズ作  
1993年 ジュラシック・パーク SS 
1997年 ロスト・ワールド:ジュラシック・パーク
2001年 ジュラシック・パークⅢ
2015年 ジュラシック・ワールド
2018年 ジュラシック・ワールド  炎の王国 SS
2022年 ジュラシック・ワールド 新たなる支配者