大ヒットシリーズ第2弾！

恐竜島は他にもあった！

主役は前作生き残りマルコム博士。

 

監督は引き続きスピルバーグ！

にもかかわらず、なんだこの最低な出来は！！

 

絶滅した恐竜を現代に甦らせるという夢とロマンそして生命の躍動を感じさせる素晴らしいＳＦだった前作の面影がまるでない。

 

恐竜は単なるモンスターと化し、お化け屋敷的なアトラクション･ホラー映画になってしまった。前作が良かっただけに、ガッカリ度が大きい。

魅せるアトラクション的エンタメ･アクションはスピルバーグの得意とする所ではありますが、このストーリーでよく続編監督を引き受けたなと思います。

 

町に連れてこられたティラノサウルスが暴れる様子は滑稽で哀れ。

「キングコング」を思い起こしたりも･･･

 

原作は前作と同じくマイケル・クライトンの小説で「ロスト･ワールド-ジュラシック･パーク2」(The Lost World)。内容はだいぶ違うよう。

 

（恐竜紹介！！  King of Dinosaur）

ティラノサウルス・レックス（Tyrannosaurus rex）

恐竜の象徴、恐竜の王として絶大な人気を誇る大型肉食恐竜。

本作でもメインの恐竜です。

「ティラノサウルス」は分類上の属を指すもので特定の種を指す名称ではないです。「レックス(rex)」がティラノサウルス属の中の種の名前です。

体長11～13ｍ、体重4トンくらい。生態には諸説ありますが、走行速度はMAXで時速50キロ、あごの力は3トン以上。単体ではなく、本作のように家族等の集団で活動していたという説もあります。

白亜紀末期（6600万年前）の恐竜で、タイトルにあるジュラ紀よりも新しい時代です。

まあ、なんにせよカッコイイ恐竜です。なだけにこの描かれ方は残念。

前作はメチャ怖くてメチャカッコ良かったのになー。