ディズニー・プリンセスの代表格シンデレラの実写版。

 

世界中にいろんなバリエーションの話が残る最も有名な童話の一つ。

1950年にディズニーが仏のペロー版を元にしたアニメーション映画を製作したことでシンデレラ＝ディズニーのイメージがとっても強い。

 

フロリダにあるマジック・キングダムや東京ディズニーランドのシンボルとなっているシンデレラ城。

シンデレラ城をモチーフにしたお城に花火というディズニー作品の美しいオープニングを観るだけでワクワクする人も多いのでは。

 

これまでも世界中でシンデレラやシンデレラ風の実写作品はたくさん作られてきましたが、ディズニーが満を持しての実写化です。

 

（ワクワク）

物語の展開は全て知っている。

それでもワクワクしてしまう。

 

フェアリー・ゴッドマザーの魔法によるカボチャの馬車やドレスアップのシーンは特にワクワク。

シルエットはかなりシンプルだけど、なんだかずっと見とれてしまう美しいドレス。

 

（ドキドキ）

めでたしめでたしの結末もわかっている。

それでもシンデレラが最後にガラスの靴に足を通すシーンはドキドキ。

 

本作では王子様のキャラクターもしっかりと描いてます。

シンデレラと同じく父親思いで、気取った感じのない好感の持てる青年。

舞踏会の前に、王子である身分を秘した状態で2人が出会い、互いの内面に惹かれるシーンを描くことで「王子が一方的に外見で娘を選ぶ」のではなく互いに惹かれあっているカップルであることを演出してます。

 

そして、何より正直者がバカを見ない物語に惹かれます。

 

（Cinder-Ella）

シンデレラの和名は「灰かぶり姫」。

cinder は「灰、燃え殻、消し炭」の意。

 

「元々の名前はエラで、灰まみれになるほどコキ使われて、Cinder-Ella と呼ばれるようになった。」というのは後になって付けられた設定みたいです