ボーン・スプレマシー B

(The BOURNE SUPREMACY)2004

監督

ポール・グリーングラス  
キャスト マット・ディモン ジェイソン・ボーン
  ジョアン・アレン パメラ・ランディ
  ブライアン・コックス アボット
  カール・アーバン ロシア人のヒットマン
  ジュリア・スタイルズ ニッキー
  ガブリエル・マン ダニー
  カレル・ローデン グレツコフ(ロシアの石油王)
  オクサナ・アキンシナ ネスリーの娘
  フランカ・ポテンテ マリー
  クリス・クーパー コンクリン

シリーズ第2弾です。

前作同様、抑揚を抑えた渋くてクールなアクションが魅力です。

断片的な記憶から自分の過去を、そして自分自身を追い求めて戦いに巻き込まれていくというストーリー展開は前作と同じ感じです。

サスペンス仕立てにはなってますが、ストーリーはどうってことないです。

 

前作と話が密接に繋がっているので、連続して観るといいでしょう。

 

 

 

ジョアン・アレンの演技が、全体的にトーンを抑え目にした本作とマッチして良かったです。

 

世界中をあちこち飛びまわり、いろんな所の風景が見られるのも本シリーズの魅力かな。

 

監督が変わってます。

 

原作はロバート・ラドラムの1986年の小説「殺戮のオデッセイ」です。

 

(見どころ)

●主人公ボーンのプロフェッショナル感。

どんな窮地でも必ず逃げ切り、対象を見つけ出し迫っていく、そしてやっぱり捕まらないみたいな。

 

●リアルっぽい格闘アクション

特に元トレッド・ストーンだった男との格闘。

カット割りが多くて速くて、何してるのか動きもはっきりわからないけど、なんかカッコイイ。

 

●カーアクションもなかなかよかった。

 

●「見てるぜ」って暗示するボーンの台詞。

 下でとりあげてます。 

 

(好きなところ)

●ネスキーの娘役のロシア人の女の子がかわいかった。

 

★★★PICK UP LINES★★★

ボーンの決め台詞

ボーンが一流のプロとしての実力を見せつけ、敵を恐怖させる見せ場です。

 

(シーン①)

ボーン

I need someone I know to bring me in.

(オレの知っている人間を連れてきてもらおう。)

 

ランディ

Who?(誰なの?)

 

ボーン

There was a girl in Paris, part of the program.

Alexanderstrasse, 30minutes, under the World Clock.

Send her alone. Give her your phone.

(パリで作戦に従事していた女だ。アレクサンダー通りの世界時計の下に30分後、お前の携帯を持たせて1人で来させろ。)

 

ランディ

What if I can't find her?

(もし見つからなかったら?)

 

ボーン

It's easy.  She's standing right next to you.

(簡単だろ。お前の横にいる。)

 

 

これは中盤でのシーンですが、一番最後にも同じような決め台詞がでてきます。そっちもカッコいいです。

 

タイトルの supremacy は「至高の、最高の、優位」といった意味です。

 

        シリーズ作  
2002年

ボーン・アイデンティティー

B 
2004年 ボーン・スプレマシー
2007年 ボーン・アルティメイタム
2012年 ボーン・レガシー S 
2016年 ジェイソン・ボーン