プリティ・プリンセス 

(The PRINCESS Diaries)2001

監督 ゲイリー・マーシャル  
キャスト アン・ハサウェイ ミア(アミーリア・ミニョネット・サーモポリス・レナルディ) 
  ジュリー・アンドリュース クラリス(ジェノヴィア王女)
  ヘクター・エリゾンド ジョー(ジェゼフ  ミアのSP、運転手)
  キャロライン・グッドール ヘレン(ミアの母)
  ヘザー・マタラッツオ リリー(ミアの親友)
  ロバート・シュワルツマン マイケル(リリーの兄 バンドマン)
  エリック・フォン・デッテン ジョシュ(性悪男)
  マンディ・ムーア ラナ(性悪女 ジョシュの彼女)
  キャスリーン・マーシャル シャーロット(ジェノヴィア大使館員)
  ラリー・ミラー パオロ(美容家)
  パトリック・ジョン・フリューガー ジェレマイア(手品が得意な赤髪)
  ショーン・オブライエン パトリック・オコーネル(高校教師 ヘレンと付き合う)
  ミンディ・ブルバノ 体育の女教師
  サンドラ・オー 高校の教頭

ダサくて冴えない女子高生のミア

しかし今まで会ったこともなかった祖母が突然現れ、ミアの亡き父はとある国の国王であり自分がプリンセスである事を告げられ戸惑うミア。

普通の女子高生のままでいるのか、プリンセスとして人生を歩むのか、ミアの決断は!?

 

 

やや子供向けのコメディ・シンデレラストーリー。

 

(主演アン・ハサウェイ)

彼女の映画デビュー作となります。

映画のヒットとともに彼女もブレイク。一躍有名にになります。

目、鼻、口、各パーツの大きな彼女の爛漫な笑顔が超キュート!

メイクの力も大きいですが、前半のダサい使用前Ver.からの落差はパなし!

 

(レジェンド ジュリー・アンドリュース)

90年代には遠ざかっていた映画の世界に彼女が帰ってきました。

また1964年「メリー・ポピンズ」以来のディズニー映画出演となります。

もちろん歳はとっていますが、変わらないですね~。

孫娘を時に厳しく教育する役ですが、彼女が映っていると画面から優しさや愛を感じるんですよねー。

やっぱり歌って欲しいな~と思うのですが、それは次作2004年「プリティ・プリンセス2  ロイヤル・ウェディング」にて。

(ジュリーは1997年に受けた喉の手術で以前のような高音域の歌声は失っています。)

 

(その他の出演者)

●クラリス女王の秘書(大使館員)シャーロットを演じているキャスリーン・マーシャルはゲイリー・マーシャル監督の娘。

 

●主人ミアのSP&運転手ジョーを演じたヘクター・エリゾンドは「プリティー・ウーマン」「プリティー・ブライド」に続いての出演。

 

次作「プリティ・プリンセス2  ロイヤル・ウェディング」にも出演し、プリティー制覇しております。

 

(原作)

米の児童文学作家メグ・キャボットの2000年発表の小説「プリンセス・ダイアリー(The Princess Diaries)」が原作。

 

(邦題について)

映画には「プリティ・プリンセス」という邦題が付けられましたが、これは1990年「プリティー・ウーマン」、1999年「プリティー・ブライド」と監督が同じゲイリー・マーシャルという事で、メジャーな両作にあやかり、やや強引に結び付けようとするマーケティングによるもの。

 

(ちなみに「プリティー・ブライド」も原題は「Runaway Bride」でプリティーは付いてない。さらにゲイリー・マーシャル監督の妹ペニー・マーシャルが監督した1992年「A League of Their Own」にも「プリティー・リーグ」という邦題が付けられました。

商売っ気丸出し感には呆れもしますが、あまりにも内容から逸脱していなければ許容します。)

 

 

(見どころ&好きなところ)

●アン・ハサウェイの笑顔。カワイイ。(当時18歳)

制服姿もポイント高し。

 

★★★PICK UP LINES★★★

シーン①(実はプリンセス)

 

ミア

Now you have really got the wrong girl.  I never lead anybody.

Not at Brownies, not at Campfire Girls...

Queen Clarisse, my expectation in life is to be invisible and I'm good at it.

(とんだお門違いだわ。リーダーって柄じゃないの。ガールスカウトだってまともには・・・・ 私の望みは透明人間になること。それが得意なの。)

 

クラリス女王

Amelia, I had other expectations, also.

In my widest dreams, I never expected this to happen, but you are the legal heir, the only heir to the Genovian throne and we will accept the challenge of helping you become the princess you are.

(アミーリア、これは私にとっても予想外の事だったのです。こんなことになろうとは夢にも思っていませんでした。でもあなたが後継者、唯一のジェノヴィア王位継承者なのです。あなたがプリンセスになるお手伝いをさせていただきますよ。)

 

 

※Brownie(ブラウニー)は小学低学年のガールスカウトの事です。

 

 

 

シーン②(サンフランシスコ)

 

ジョゼフ

Strange town, San Francisco.

When I purchased the pumps, they asked if I wanted them wrapped or if I wanted to wear them.

(サンフランシスコは妙な街ですね。パンプスを買ったら、包むのか、それとも履いていくのかと聞かれましたよ。)

 

 

※ゲイとシスコについては2008年「ミルク」をご覧ください。