ダークナイト

ダークナイト　Ｂ

（THE DARK KNIGHT）　2008

クリストファー・ノーラン監督＆

クリスチャン・ベール主演のシリアス路線バットマン第２作目です。

前作「バットマンビギンズ」に比べるとだいぶ見応えのある作品にはなってます。

特にアカデミー助演男優賞を受賞したヒース・レジャーのジョーカーは見事です！このシリーズそのものの成功を決定づける程の名キャラクターを演じ切りました。ジャック・ニコルソン版のコミカルなジョーカーもいいですが、凄み、怖さ、そして狂気を体現したかのようなヒース演じる

ジョーカーは圧巻ですね。アメコミヒーローもののヴィランを演じてアカデミー賞なんて普通考えられないもんなー。

しかし残念なことにこれが彼の遺作となりました。本作公開を待たずして28歳という若さで急逝しました。アカデミー賞の受賞も彼が亡くなった後になります。

脇をがちっと固めたキャストで、アクションよりも映画全体の雰囲気や世界観を楽しむこのシリーズ。ストーリーは少し緩慢でもう少しテンポが欲しかったかも。

レイチェル役が前作のケイティ・ホームズからマギー・ギレンホールに代わりました。とろっとした目は似てる。

「ターミネーター４」でもそうでしたがクリスチャン・ベールは影が薄い。顔もあっさりしてるし、あんまＳＦやアクションには向いてない気がする。

バットマンシリーズはティム・バートン監督＆マイケル・キートン版の

クリスチャン・ベール版は大人向けな感じ。

ダークナイトというタイトルは、フランク・ミラーのシリアス路線のバットマンを描いたアメコミ”Batman:The Dark Knight Returns”からきてます。

ナイトは夜じゃなくて騎士の方です。

（見どころ）

●ジョーカー　クール＆クレイジー

●犯罪者フェリーＶＳ一般ピーポーフェリー

　あの黒人の役おいしー

（好きなところ）

●バットマンがバイク（バットポット）乗ってるシーン。

　バットモービルから出てくるところがまた超かっこいい！

●くちゃくちゃしゃべるジョーカーの話し方

★★★PICK UP LINES★★★

ジョーカーお得意のよた話

You wanna know how I get these scars?

My father was a drinker and a fiend.

And one night, he goes off crazier than usual.

Mommy gets the kitchen knife to defend herself.

He doesn't like that ...not one bit.

So me watching ...he takes the knife to her, laughing while he does it. 　He turns to me and he says "Why so serious?"

He comes at me the knife. He stick the blade in my mouth.

"Let's put a smile on that face."

俺のこの傷の話を聞きたいか？俺のオヤジは酒癖の悪い残忍な男だった。

そしてある夜いつも以上に荒くれて、お袋は身を守るため包丁を持ち出した。オヤジはそれが気に食わなかった。そう、それが悪かった。

俺が見ている前で、オヤジはお袋を刺した。笑いながらな。

そして俺を見てこう言ったのさ。「なんだそのツラは？」

俺の方に来て、口のなかに包丁をつっこみ、「笑顔にしてやるぜ！」