暴走族が暴れまわる荒廃した近未来のオーストラリア。

警官マックスと暴走族との死闘を描いたオーストラリア映画。

 

低予算映画ながらヒットして、監督＆脚本のジョージ・ミラー、主演のメル・ギブソン(当時23才)の出世作となり、シリーズ化されました。

（大ヒットして、知名度がグンッと上がるのは次作「２」です。）

 

カーアクションのイメージが強いシリーズですが、ひたすらカーアクションというわけではなく、本作ではヒーローアクション、刑事アクションの体が強い。

 

メル・ギブソン若いすねー。ぱっと見わからない。野太い声はこの頃から変わらず。

ケンカしてボロボロになった服のままオーディションに現れたメルを監督が気に入って起用したそう。

 

敵ボスのトーカッターを演じたヒュー･キース･バーンは本作のために二輪免許を取得したばかりのバイク初心者だったそう。

シリーズ4作目でも敵ボス（イモータン・ジョー）を演じてます。

 

（見どころ）

やっぱりカーアクション！

もちろんＣＧなんてない時代。本物と本物をぶつけて砕け弾け飛ぶ車の生々しい画は迫力あるし、今観るとむしろ新鮮な感じも。

 

（Ｖ８インターセプター）

主人公マックスが駆る車。

フォード・オーストラリアが生産販売するフォード・ファルコンをベースにスーパーチャージャーを搭載した改造車。

この車を含め警察の車両には、

ＭＦＰと書かれていますが、

Main Force Patrol の略。

 

暴走族はカワサキやホンダのバイクに乗ってます。

本物の暴走族を多数使ってます。

当時、オーストラリアでは暴走族が社会問題になっていたそう。

広くて走りやすそうな道だものね