ブラック アンド ブルー A

(BLACK AND BLUE)2019

監督  
デオン・テイラー  
キャスト  
ナオミ・ハリス アリシア・ウェスト 
タイリース・ギブソン マウス(マイロ 雑貨店 店員)
フランク・グリロ マローン(麻薬課 汚職警官) 
リード・スコット ジェニングス(アリシアの相棒) 
マイク・コルター ダリウス(D) 地元ギャングのボス
ボー・ナップ スミッティ(マローンの部下) 
ジェームズ・モーゼズ・ブラック

ブラウン(黒人汚職警官)

サフェッサ・ウィリアムズ ミッシー(アリシアの旧友女性)
ラッキー・ジョンソン オックス(ダリウスの部下)
フランキー・スミス テズ(ダリウスの身内 眼鏡)
カーシン・テイラー ジャマール(ミッシーの息子)
ネルソン・ボニーラ 雑貨店に来た悪警官

汚職警官が口封じのため麻薬の売人を射殺する現場を目撃してしまった新人警官のアリシア

警官仲間は信用できず、地元のギャングからも狙われるはめに。

絶対絶命の窮地に追い込まれたアリシアは不正を暴くことが、そして生き抜くことができるのか!?

 

正義感を持った新人警戒と汚職警官が対立、激突するスリラー・アクション

 

ありがちな設定の話ですが、周りは全員敵だらけの緊迫感とスリリングを終始味わえる良作。

 

タイトルの「ブラックとブルー」は「黒人と警官」を意味してます。

「正義の警官」と「汚職警官」が対立するお話は、黒人と白人など人種間の問題も絡めた作りになる事が多いような。

(2001年「トレーニングデイ」、2006年「16ブロック」など)

 

(見どころ)

●絶望的シチュエーション

仲間のはずの警官はだいたい敵。信頼してた相棒も敵。

故郷である地元の黒人たちも敵。

追い詰められたシチュエーション好きです。

汚職警官たちがなかなかに無茶なことをしまくりで、その辺は映画的ですが怖さは感じました。

 

●演技

主演のナオミ・ハリスと、タイリース・ギブソンの鬼気迫る演技良かったです

タイリースは「ワイスピ・シリーズ」のコミカルなキャラのイメージが強かったので、お芝居上手で感心しました。

個人的には、復讐に燃えるギャングのボス、ダリウスを演じたマイク・コルターの狂気をはらんだ表情が良かったです。

 

★★★PICK UP LINES★★★

警官アリシア

 

マウス

Why are you doing this?

Why don't you just give it to them?

Come on. You're police. They're police.

(なんでこんなことを? カメラを渡しちまえばいいだろ。なんでだ。

お互い警官同士だろ。)

 

アリシア

Murder's murder.  Don't matter who you are.

(殺人は殺人よ。誰だろうと関係ない。)