トレーニング デイ B
(TRAINING DAY)2001
監督 | アントワーン・フークア | |
キャスト | デンゼル・ワシントン | アロンゾ |
イーサン・ホーク | ジェイク・ホイト | |
スコット・グレン | ロジャー(大物売人) | |
エヴァ・メンデス | アロンゾの女 | |
クリフ・カーティス | スマイリー(ギャング) | |
スヌープ・ドッグ | 車イスの売人 | |
ドクター・ドレー | ポール(アロンゾの部下) | |
メイシー・グレイ | ガサ入れされた売人の妻 | |
トム・ベレンジャー | ガースキー検事(お偉方) | |
レイモンド・J・バリー | ジェイコブズ警部(お偉方) | |
ハリス・ユーリン | ダグ・ロッセリ(お偉方) | |
シャーロット・アヤナ | ジェイクの妻 | |
サマンサ・エステバン | レティ(襲われてた女の子) |
汚職と不正にまみれたベテラン刑事のもとに配属された正義感の強い新人刑事。
転属初日、トレーニングデイ。ロスの裏社会で反目する2人の刑事の長~い1日が
始まった。
汚い世界を見せつけられて戸惑う新人と、とことんダーティなベテランが対立していくという、ありがちな設定。
この手の話では、ベテランが正義感溢れたかつての自分を思いだし改心して死んでいくか、新人が胆を据えてベテランと同じ道に染まっていくかの2パターンの展開が一般的ですが、本作は2人が歩み寄る事無く、決定的に対立させて戦わせてる所が見どころ。
その辺は2004年「コラテラル」が似てるかも。
2人が歩みよる展開になるものだと、同じくデンゼル・ワシントン主演
2012年「デンジャラス・ラン」があります。
これまでは正義感の強いヒーロータイプの役を演じる事が多かったデンゼルが、とことんワルでダーティな役を演じててちょっと驚き。
デンゼルは見事アカデミー主演男優賞を受賞。
アフリカ系俳優の主演男優賞はシドニー・ポワチェに次いで2人目。
本作以降はワル役も結構演じるようになりました。
ちなみにフークア監督もアフリカ系です。
フークワ監督&デンゼル・ワシントンのコンビでは、2014年のアクション作「イコライザー」がオススメ。
(見どころ)
●主演2人の名演。
デンゼルももちろん凄かったですが、イーサン・ホークいいですね。
どこか弱さや脆さをはらんだような目や表情がいいなー。
デンゼル演じたアロンゾの無残な最期が良かった。
●緊迫感のあるロスの裏社会の描写。
実際にロスの危険地帯で撮影したり、本物のギャングにも協力してもらったそうです。
●エヴァ・メンデスのおっぱいがちょっと見える。
★★★PICK UP LINES★★★
オオカミとヒツジ ロアンゾの理屈
To protect the sheep, you got to catch the wolf.
It takes a wolf to catch a wolf, understand?
Protect the sheep by killing mother-fucker wolves.
羊を守るために狼を捕まえる。
狼を捕まえられるのは狼だ。わかるか。
羊を守るためにくそったれの狼どもを捕まえるんだよ!