視力を失った事で、聴力が研ぎ澄まされ超人的な感覚を手に入れたマット。

昼は盲目の正義の弁護士。

夜は悪を裁くヒーロー、デアデビル！

NYヘルズ・キッチンの夜を駆ける！

 

マーベル・コッミク原作のベタで、典型的なヒーローアクション作。好物です。

 

（盲目のヒーロー、デアデビル）

社会的弱者であるはずの障害者が、逆に普通の健常者よりはるかに強いというのが爽快。

 

 

目の前で親を殺され、その仇が宿敵という構図は、バットマンと似てます。

マスクも、バットマンの耳が角に変り、赤く塗った感じ。

（ベン･アフレックはDCエクステンデッド･ユニバース作の2016年「バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生」からバットマンを演じ、マーベルとＤＣの両方で主人公ヒーローを演じました。）

 

能力的にはスパイダーマンの劣化版（糸を出せないスパイダーマン）的な感じ。活動拠点もスパイダーマンと同じくニューヨークで、コミックではよく共闘してます。前年公開で大ヒットした「スパイダーマン」の影に隠れてしまった感はありますが、自分的には結構好きなヒーローです。

杖を使ったアクションはカッコイイし、他と差別化できると思います。

 

弁護士の相棒ファギーを演じたジョン・ファブロー。

2008年「アイアンマン」では監督を務め、さらに本作と同じように主人公の近くにいるコミックリリーフ的な役（ハッピー役）でマーベル作品に出演してます。

 

（ヴィラン）

●ブルズアイ

コリン・ファレルが、なかなか愉快な狂人キャラを好演。

BULL'S EYE（ブルズアイ）はダーツの真ん中の円の事です。

真っ赤に充血した雄牛の眼。

 

●キングピン

ニューヨークの裏社会を牛耳るギャングのボス。

演じたマイケル・クラーク・ダンカン良かったです。

巨躯も相まって大物感でまくり。

巨体に似合わぬつぶらな瞳にも狂気を感じました。

ちなみにコミックでは白人です。

デアデビルやブルズアイと比べると、ちょっと目立たないかも。

特殊な能力や武器もない、ただの大柄マッチョのオッサンなので。

 

（ヒロイン、エレクトラ）

釵（サイ）というレアな武器の使い手。

（他にはミュータント･タートルズのラファエロくらいしか思いつかない。忍者の武器と思われがちですが、元は琉球古武術の武器。）

 

本作でブルズアイに殺されたかと思われましたがラストで生きていることが示唆されます。2005年のスピンオフ作「エレクトラ」で暗殺者として復活してます。

 

演じたジェニファー・ガーナーがかわいい。アクションシーンもスタントなしで全て自身で演じたそうです。ややぎこちない感じの動きでしたが。

 

ちなみに本作での共演がきっかけで、本作公開と同じく2005年にベン・アフレックとジェニファー・ガーナーは結婚。（その後離婚）

 

（デアデビル、ＭＣＵへ）

デアデビルのＭＣＵ(マーベル･シネマティック･ユニバース)参加を期待していましたが、映画ではなくネットフリックのドラマ（2015～2018年）での参戦となりました。

出来れば映画にも出て欲しいなー。　

ブルズアイ VS ホークアイ とか観てたい。

 

 

（見どころ）

●デアデビルのシルエット、アクション。

 

（好きなところ）

●マットとエレクトラの唐突で劇的な展開。

 

唐突に出会って、いきなりストリートファイトが始まり、劇的に父親殺しの犯人と勘違いされ、劇的に誤解が解けて･････

荒削りな展開が愉快で好きです。

 

特に公園でのファイトシーンはいきなり感がすごくて笑えました。

Round1  Fight！！

カンフー系のアクションは楽しかったです。