ジャケット B
(the jacket)2005
監督 | ジョン・メイバリー | |
キャスト | エイドリアン・ブロディ | ジャック・スタークス |
キーラ・ナイトレイ | ジャッキー | |
ジェニファー・ジェシソン・リー | Dr.ローレンソン | |
クリス・クリストファーソン | Dr.ベッカー | |
ダニエル・クレイグ | ルーディ・マッケンジー(患者) | |
ケリー・リンチ | ジーン(ジャッキーの母) | |
ローラ・マラノ | ジャッキー(少女時代) | |
スティーブン・マッキントッシュ | Dr.ホプキンス(ベッカーの部下) | |
ブレンダン・コイル | デーモン(病棟職員) | |
マッケンジー・フィリップス | 女性病棟職員 |
戦争で頭に負った傷の後遺症で記憶障害を持つジャック。精神病院で拘束衣を着せられ遺体安置用の引き出しに閉じ込められるという矯正実験を受ける。
暗闇に閉じ込められた恐怖と混濁する記憶の先にたどり着いたのは15年後の未来の世界だった・・・
タイムスリップ系のSFサスペンス。
脚本は悪くはないけど、これと言って光るところもない感じ。
未来へのタイムスリップを経験する中で、何かを変えていこうとする感じは2001年「ドニー・ダーコ」に似た雰囲気。
主演は2002年「戦場のピアニスト」でアカデミー主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディと、2003年「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」でヒロインに抜擢され成功したキーラ・ナイトレイ。
2人が次なるステップを目指した時期の作品で、製作にはジョージ・クルーニーやスティーブン・ソダバーグといった大物が名を連ねたものの、興業的にも批評的にもぱっとしなかった作品。
アイデアは悪くないと思いますが、主人公のキャラが立ってないし、終盤に向けての盛り上がりもいまいち。
小汚い男を演じたダニエル・クレイグ。
同年に6代目ジェームズ・ボンドになることが決定します。
(見どころ)
●キーラ・ナイトレイは良かったと思います。
小生意気でちょっと憎らしい笑顔が特徴的。
★★★PICK UP LINES★★★
ジャケット(拘束衣)
ジャック
Put me in the jacket.(拘束衣を着せてくれ。)
Dr.ローレンソン
What do you mean?(どういうこと?)
ジャック
You have to put me in the jacket.
It's the only way. I gotta get in there.
(拘束衣を着せてくれ。それがあそこへいく唯一の方法なんだ。)
※作中では拘束衣のことを単に jacket と呼んでいますが、正確には
straitjacket(ストレイトジャケット)といいます。