猿の惑星 創世記(ジェネシス) S

(Rise of the Planet of the Apes)2011

監督 ルパート・ワイアット  
キャスト ジェームズ・フランコ ウィル
  フリーダ・ピント ウィルの彼女
  ジョン・リスゴー ウィルの父
  ブライアン・コックス 霊長類保護センター所長
  トム・フェルトン 所長の息子・ヤな奴
  ジェイミー・ハリス ロドニー(弱気なセンター職員)
  デヴィッド・オイエロ スティーヴン・ジェイコブス(ウィルの上司)
  タイラー・ラビーン フランクリン(飼育係)
  アンディ・サーキス シーザー

今までの「猿の惑星」シリーズとは直接繋がりのないオリジナル作という事ですが、

内容的には1968年の一作目「猿の惑星」の前日譚のようなお話になってます。

 

人間に反旗を翻す猿の軍団!いいですね~!

身体能力では人間をはるかに凌ぐがモンキー達が、人並みの知性を手に入れて街を縦横

無尽に行軍する様はエキサイティング!

 

シーザーとウィルの絆の描き方がちょっと

弱かった気が。戦闘中に互いにかばい合う

シーンなどあると良かったかも。

 

シーザーをはじめ、おサルさん達はみな人間の役者が演じていて、CGで

メイキャップしてます。かなりCGで作られた機械的な質感を感じるので

そこは気になりました。

シーザーを演じたアンディ・サーキスは2005年「キング・コング」で

コングを演じたり、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでゴラムを演じたりと、その道のベテランさんのようです。

 

ストーリーのテーマやプロットは「アイ、ロボット」にとても似ていると

思いました。サルかロボの違い。 

 

(好きなところ)

●主役チンパンジー シーザー 

 古代ローマの英雄ジュリアス・シーザーにちなんで付けられた名前。

 (旧シリーズで人間に反乱を起こした猿の名でもあります。)

 ゴールデンゲートブリッジ上で馬を駆り疾走するシーンはまさにルビコン

 を渡るシーザーでしょうか。

 仲間と共にケーブルカーの屋根に立って向かってくるシーンも好き。

 (下の絵)

 

★★★PICK UP LINES★★★

天才チンパンジー シーザー

 

ウィルからシーザーへの語り

 

The thing is, she was given medicine.

Like a medicine I give to Charlse.

She passed it on to you.

That's why you're so smart.

 

君の母親に薬を与えていた。

チャールズ(アルツハイマーの父)のと同じものだ。

それが君に遺伝した。だからお前は頭がいいんだ。

 

*「アルツハイマーの治療薬」という設定は、時代にも即していてSFの

 中にリアティーを与えていました。

 

      シリーズ作  
2011年 猿の惑星 創世記  
2014年 猿の惑星 新世紀 SS 
2017年 猿の惑星 聖戦記  B 
     
    オリジナルシリーズ  
1968年  猿の惑星 
1970年 続・猿の惑星 D 
1971年 新・猿の惑星  
1972年 猿の惑星・征服  
1973年 最期の猿の惑星  
     
    関連作  
2001年  PLANET OF THE APES / 猿の惑星