続・猿の惑星 D
(Beneath the Planet of the Apes)1970
監督 | テッド・ポスト | |
キャスト | ジェームズ・フランシスカス | ブレンド |
リンダ・ハリソン | ノバ | |
チャールトン・ヘストン | テイラー | |
キム・ハンター | ジーラ | |
デイヴィッド・ワトソン | コーネリアス | |
モーリス・エバンス | ゼイアス博士 | |
ジェームズ・グレゴリー | ゴリラ将軍 | |
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ポール・リチャーズ |
ミュータントリーダー(スキンヘッド) |
シリーズ2作目。
前作の終わりから物語は始まります。
前作のメインキャストはみな出演していますが、主人公は新たに猿の惑星に入り込んでしまった宇宙飛行士ブレンドに変わりました。
地下に身を潜め超能力を持ったミュータント人間が登場。猿軍団とミュータントとの戦争に巻き込まれていくという荒唐無稽なSFに。
戦争に対する皮肉や、反戦的な目線はありましたが、前作の持つ新鮮さや強烈さには遠く及ばず。
(見どころ)
●救いも何もないバッドエンディング。
よしあしはともかく、これほどの救いのないラストは他にあまりない。
●特殊メイクはやっぱりすごいな。
ゴリラ将軍なんて表情も豊かで今観ても違和感がまったくない。
★★★PICK UP LINES★★★
真実を知ったブレンド
What happened? What could have happened?
My God, did wa finally do it? Did we finally really do it?
何があった?いったいなぜ?
まさか、ついにやっちまったのか。ついにやっちまったんだ。
ものすごい曖昧で大雑把な表現ではありますが、状況から誰が何をやっちまったかは想像に難くない。核兵器の存在する現代ではいつかはそんな日がやって来るかもしれないとう潜在的な共通認識を持っちゃってるのかなー。
※タイトルの beneath は「下に、地下に、支配下に」といった意味。