死産で子供を亡くした夫婦。その悲しみを癒すために孤児院から養子として引き取った9歳の少女エスター。利発なその少女の周囲には事件がつきまとい、恐怖の本性が徐々に牙をむきはじめる・・・

 

ダーク・キャッスル製作のホラーです。

オカルトではありませんが「オーメン」の女の子版みたいな感じ。

設定はありがちですが、セオリーをきっちりとふんで怖がらせてくれる良作ホラーです。

エスター役のイザベル・ファーマンとケイト役のヴェラ・ファミーガの演技が良かったです。そこに頼る部分も大きかった。

 

難聴の少女マックスを演じたアリアーナ・エンジニアは自身も聴覚障害者で「バイオハザードⅤ：リトリビューション」でも聴覚障害者の役を演じてます。

 

セラ監督は2005年「蝋人形の館」、2011年「アンノウン」でもダーク・キャッスル作品で監督してます。

 

（見どころ）

●エスター役のイザベル・ファーマン　見事な演技！怖かったです。

　わたし的にはアカデミー賞ものですよ。

　「オーメン」や「エクソシスト」もそうですが、邪悪な”子供”ってのは

　恐怖を引き立たせますね。