交通事故による昏睡状態から回復してみたら、
妻は自分の事知らないって言うし、知らない男が自分の名を名乗っていて、妻もその男が夫だって言うし、一体どうなってるんだ！？

 

謎が謎を呼ぶスリリングなクライムサスペンス

 

「起きたら誰も自分の事知らなくなってた！」

というネタはままありますし、若干粗い部分もありますが、最後まで展開が動き続けるスリリングな良作。

同じくリーアム・ニーソン主演の2008年

「96時間」になんとなく雰囲気が似てます。

 

製作はダーク・キャッスル・エンターテイメント。

ホラー専門の映画製作会社なので、本作のような作品を手掛けるのは稀。

 

監督のジャウム・コレット・セラはダーク・キャッスル作品でよく監督してます。（2005年「蝋人形の館」、2009年「エスター」）

 

また本作以降、セラ監督＆主演リーアム・ニーソンのタッグでアクション、スリラー作が作られていきます。

（2014年「フライト・ゲーム」、2015年「ラン・オールナイト」、2018年「トレイン・ミッション」）

 

（見どころ）

●謎！

主人公はホントは誰なんだー！？？

 

●味のある脇役たち

探偵役のブルーノ・ガンツや組織の人間を演じたフランク・ランジェラ。

ヒロインのダイアン・クルーガーも良かった。

役柄もありセクシーさは抑えめ。

ジャニュアリー・ジョーンズはベビーフェイスな感じがかわいかったなー。