イベント・ホライゾン A

(EVENT HORIZON)1997

監督  
ポール・W・S・アンダーソン  
キャスト  
ローレンス・フィッシュバーン ミラー船長 
サム・ニール ウェアー博士 
ジョエリー・リチャードソン スターク(女性副長)
リチャード・T・ジョーンズ クーパー(黒人船員) 
キャスリーン・クインラン ピーターズ(女性医療スタッフ)
ジェイソン・アイザックス DJ(男性医療スタッフ)
ジャック・ノーズワージー ジャスティン(若手機関士)
ショーン・パートウィー スミス(操縦士)
ホリー・チャンチト クレアー(ウェアーの妻)

消息を絶って7年。

深宇宙探査船イベント・ホライゾンから突如信号が発せられた。

信号が発信された海王星へと向かう調査チーム。

 

宇宙の深淵から戻ったイベント・ホライゾンの狂気と恐怖に飲み込まれていく・・・

 

SFホラーの埋もれた良作

SFホラーと言えば、クリーチャー系の「エイリアン」が真っ先に思い浮かびますが、本作では心霊系、オカルト系のホラ―要素を上手いことSFの中に落とし込めてます。

 

監督は後に「バイオハザード」シリーズを手掛けるポール・W・S・アンダーソン

シャイニング」などいろんな作品の影響を良い感じで受けながら、アンダーソン監督のセンスの良さが光る一品。

見せ方や演出が、ホラーのツボを押さえていてとてもいい感じ。

 

興行的には大コケしたものの、ビデオリリース後にカルト的な人気を博したというのも頷けます。

銀河皇帝よりも怖かった
銀河皇帝よりも怖かった

タイトルのイベント・ホライゾンは「事象の地平線」という物理学の概念。ブラックホールの境界面みたいな感じ?

 

(見どころ)

●宇宙×狂気

真っ暗な世界、無機質な密室である宇宙船、逃げ場のないシチュエーション、地球から遠く離れた孤独。 

やっぱ宇宙ってこえーな。

 

★★★PICK UP LINES★★★

(シーン①)冒頭

 

2015

First permanent colony established on moon.

(人類はじめて月面に移住)

 

2032

Commercial mining begins on Mars.

(火星で商業採鉱が始まる)

 

2040

Deep space research vessel 'Event Horizon' launched to explore boundaries of solar system.

She disappears without trade beyond the eighth planet, Neptune.

It is the worst space disaster on record.

(深宇宙探査船イベント・ホライゾン号、太陽系の境界探査に出発。

第8惑星、海王星の先で消息を絶つ。

宇宙での史上最悪の事故となる。)

 

※本作公開は1997年。

2020年代の現在でも、残念ながら月面に行く事すら至極困難。

2040年代でも月移住は難しそうだなー。

 

 

(シーン②)深淵

 

ウェアー博士

I created the Event Hrizon to reach the stars, but she's gone much much farther than that.

She tore a hole in our universe.  A gateway to another dimension.

A dimension of pure choas, pure evil.

 

宇宙を巡るために創ったイベント・ホライゾン号だが、もっともっと遠いところまで行ったのだよ。

宇宙に裂け目を作った。別次元への扉だ。

真の混沌と邪悪なる世界だ。

 

メインカテゴリー  
ホラー SF 
   
サブカテゴリー  
   
公開年  
1997  
ランク  
 
年代  
近未来(2040年代後半)  
舞台  
海王星付近、イベント・ホライゾン号