シャイニング   

(THE SHINING) 1980

監督 スタンリー・キューブリック  
キャスト ジャック・ニコルソン ジャック
  シェリー・デュバル ウェンディー
  ダニー・ロイド ダニー
  スキャトマン・クローザース ハロラン
  フィリップ・ストーン グレイディ
レッドラム、レッドラム、レッドラム、レッドラム、、、
レッドラム、レッドラム、レッドラム、レッドラム、、、

冬の間、積雪のため休業するオーバールック・ホテル。その間の管理人として妻と幼い息子と共にやってきたジャック(ジャック・ニコルソン)

小説家を目指すジャックは静かな環境の中で執筆を進めようとするが、かつてこのホテルで起こった惨劇の残滓にからめとられて、その狂気は妻子へと向かっていく・・・

 

(傑作ホラー)

スタンリー・キューブリック監督のゴシックホラーの傑作です。

ジャック・ニコルソンが斧でドアを壊して顔をのぞかせるシーンはあまりにも有名です。

 

血しぶき飛び散るスプラッター系のホラーとは違い、どこか品のある感じがいいです。

 

(ラストのジャックが映った写真)

ラストの写真が意味する事がよくわかりませんでした。

「ホテル管理人の邪悪な魂は何度も現世に現れれる」とか「邪悪なホテルの意思にジャックも幽霊として取り込まれてしまった」ということを示唆している等々、いろんな解釈があるようです。

事件後のウェンディやダニーを描いたシーンがあったそうですが、試写後にそのシーンをキューブリックが削除したため、わかりにくくなってしまったという指摘もあります。

 

(原作小説との違い)

原作は1977年発表のスティーブン・キングの同名小説ですが、内容を大幅にアレンジしてあるため、それが気に食わず、1997年にキング自身がドラマ版を製作しています。

 

原作では・・・・

・ハロランさんは死なない。

・雪の迷路の庭園シーンはない。

・ボイラーが爆発しホテルは炎上してなくなる。

 

(続編)

原作者キングが2013年に続編「ドクター・スリープ」を発表。

2019年に映画化されました。

 

 

(見どころ)

●主演ジャック・ニコルソン

狂気の似合う男。 

 

(好きなところ)

●斧でドア壊す有名なシーン

ジャック・ニコルソンもいいですが、シェリー・デュバル(ウェンディー役)のあの怯え叫ぶ表情も見もの。

 

●「レッドラム!」と連呼するダニー。

これは真似して言いたくなっちゃうよね!

 

★★★PICK UP LINES★★★

(シーン①)

シャイニングについてダニーに教えるハロラインさん

 

You know what I am talking about, don't you?

I can remember when I was a little boy.

My grandmother and I could hold conversations

 entirely without ever opening our mouths.

She call it "shining".

 

何のことかわかるね。

子供のころを思い出すよ。おばあちゃんと私はまったく口を動かさずに会話ができたんだ。

シャイニングと呼んでいたよ。

 

 

(シーン②)

”しつけ”についてジャックに語るグレイディー

 

Perhaps they need a good talking to.

If you don't mind my saying so, perhaps ...a bit more.

My girls, sir... they didn't care for the Overlook at first.  One of them actually stole a pack of matches and tried to burn it down. 

But I corrected them, sir.

And when my wife tried to prevent me from doing my duty...

I corrected her.

 

彼らにはよくしつける必要がありますな。

言わせてもらいますが、もう少し厳しく。

私の娘たちですが、最初はこのオーバールックホテルを嫌いました。

一人は実際にマッチを盗んで燃やそうとしました。

そこで私は娘たちをしつけました。

妻が私の邪魔をしようとしたので、妻もしつけました。

 

 

しつけ・・・・ 怖し。

 

        シリーズ作  
1980年 シャイニング
2019年 ドクター・スリープ