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ベンジャミン・バトン 数奇な人生 B
（The Curious Case of Benjamin Button）2008
| 監督 | デヴィッド・フィンチャー | |
| キャスト | ブラット・ピット | ベンジャミン・バトン |
| ケイト・ブランシェット | デイジー | |
| タラジ・P・ヘンソン | クイニー（育ての母） | |
| マーシャラルハズバズ・アリ | ティジー（育ての父） | |
| ジェイソン・フレミング | トーマス・バトン(実の父） | |
| ジャレッド・ハリス | マイク船長 | |
| ティルダ・スウィントン | エリザベス・アボット夫人 | |
| エル・ファニング | デイジー（少女） | |
| テッド・マンソン | ドウズ（雷にうたれた人） | |
| フィリス・サマーベル | フラー（デイジーの祖母） | |
| イライアス・コティーズ | ガトー （時計職人） | |
| ジュリア・オーモンド | キャロライン（現在） |
生まれた時は80歳。歳をとるたびに段々と若返っていく。そんな不思議な
人生をおくる男の物語。
原作はF･スコット･フィッツジェラルドの短編小説です。
人生における出会いや運命を描いたお話
似ていると思いました。フォレスト・ガンプはハッピーエンドで人生の素晴らしさを感じさせられる終わり方でしたが、本作はバッドエンドではないが、ハッピーエンドでもない、何ともいえない余韻を残す終わり方でした。
アイデアはおもしろいと思います。段々若返っていったら最後はどうなるんだろうって気になる。
デヴィッド・フィンチャー監督とブラピのコンビは「セブン」「ファイト・クラブ」に続いて３作目。今までヒットを飛ばしてきただけに本作への期待も大きかったのか、ワーナーとパラマウントの大手２社が製作に入ってます。でも興行的にはそんなに振るわなかったような気が。
（見どころ）
●特殊メイクとCGを駆使して撮られた主演２人の幅広い年代の演技。
老け顔のブラピの顔を切り取り、別の役者の体に貼り付けてあるそうです。ちなみに当時の実年齢はブラピ45歳、ケイト･ブランシェット39歳。
★★★PICK UP LINES★★★
（シーン①）数奇な生まれ
Never seen anything like it. Nearly blind from cataracts.
I'm not sure if he can hear. His bones indicate severe arthritis.
His skin has lost all elasticity, and his hands and feet are ossified.
He shows all the deterioration, the infirmities not a newborn but of a man well in his 80s on his way to the grave.
白内障で目はほとんど見えていない。聴力も怪しい。ひどい関節炎で、皮膚には弾力が無く、手足の骨も硬化している。彼には新生児ではなく、棺桶に足をつっこんでいる80代の老人の症状が見られるよ。
（シーン②）デイジーとベンジャミンのささやき
デイジー
Will you still love me when my skin grows old and saggy？
（シワだらけになっても愛してくれる？）
ベンジャミン
Will you still love me when I have acne？ When I wet the bed？
（ニキビができて、おねしょしても愛してくれる？）