フリー・ファイヤー C

(FREE FIRE)2016

監督 ベン・ウィートリー  
キャスト ブリー・ラーソン ジャスティン(買い手側 女性) 
  キリアン・マーフィー クリス(買い手側  アイリッシュ) 
  アーミー・ハマー オード(売り手側仲介役 アゴ髭) 
  シャールト・コプリー ヴァーノン(売り手側ボス 南ア出身) 
  マイケル・スマイリー フランク(買い手側 まとめ役)
  サム・ライリー スティーヴォ(買い手側運転手 顔にアザ) 
  エンゾ・シレンティ バーニー(買い手側運転手) 
  ジャック・レイナー ハリー(売り手側運転手 眼鏡のロン毛)
  ノア・テイラー ゴードン(売り手側運転手)
  バボー・シーセイ マーティン(ヴァーノンの部下 アフリカ系) 
  パトリック・バーギン ハワード(謎の狙撃手)
  トム・デイヴィス リアリー(後から来たクリスの仲間)

ボストン郊外の倉庫。武器売買のため集まったアウトロー達。

取り引きがこじれて、敵味方が入り混じるドロ沼の銃撃戦へ!

 

イギリスのクライム・アクション・コメディ映画。

製作総指揮にマーティン・スコセッシが入ってます。

 

中盤以降はダラダラと終わりの見えない銃撃戦と罵り合いが続いていきます。

誰もが体のどこかしらを撃たれて、足を引きずり地を這い、まさにドロ沼状態。

その「ダラダラ、グダグダ」が本作の楽しみ所なんだと思いますが、パッとしなかったです。

話にもう一ひねり欲しかったです。

 

似たような風貌の登場人物全員が一堂に会して話が進み、名前と顔、敵味方が覚えられない。

キャラ付けもみな同じような感じで、それぞれのキャラにもっと強烈な個性が欲しいかなー。

 

テイストとしては、イギリス人監督ガイ・リッチーのクライム・アクション・コメディ作(1998年「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」、2000年「スナッチ」)や、タランティーノ風を目指してる感じでしょうか。

作中で出自をいじられていたアイルランド人のクリス役を演じたキリアン・マーフィー自身もアイルランド人。

また南アフリカ人のヴァーノンを演じたシャールト・コプリー自身も

南アフリカ出身です。

 

★★★PICK UP LINES★★★

スティーヴォのゲスい挑発

 

I am really  sorry.  I'm real sorry, guys.

Because I came so hard in your cousin's mouth.

I think I knaked some of her fucking teeth out.

You'll have to pick that out of a fucking stools at the fucking hospital.

Fucking cocksuckers.

 

すまない。本当に申し訳なかった。

お前の姪の口に思いっきり突っ込んで、歯を折ってやったからなあ!

病院の便所に落ちてるから、拾ってやるんだな!

このクソ野郎が!!