ディスタービア B

(DISTURBIA)2007

監督

D・J・カルーソー

 
キャスト シャイア・ラブーフ ケール
  サラ・ローマー アシュリー
  デヴィッド・モース ターナー
  アーロン・ヨー

ロニー(ケールの友人)

  キャリー・アン・モス ケールの母
  ホセ・パブロ・カンティーノ グティエレス(警官)
  ヴィオラ・デイヴィス ケールの監察官

教師を殴り自宅軟禁処分となった高校生ケールは暇つぶしのため部屋の窓から見えるご近所さんたちを観察しはじめる。隣に越してきたセクシーでかわいい女の子アシュリーの着替えや水泳の様子を覗いて楽しんでいたが、ご近所の一人が逃走中の連続殺人犯ではないかと疑いを持ち・・・

 

コメディにセクシー&ラブロマンスにスリラーサスペンス。それぞれの要素をうまい事まとめた作品。

厚みのあるストーリーではないし、新鮮さもありませんが、いかにもティーン受けがよさそうなエンタメ作。

 

スピルバーグがD・J・カルーソーを気に入って監督を勧めたそう。

アメリカでは興業的にも成功して、翌年にも製作総指揮スピルバーグ、監督D・J・カルーソー、主演シャイア・ラブーフの組み合わせでSF作「イーグル・アイ」が公開されました。

シャイア・ラブーフは同年にも「トランスフォーマー」シリーズ、翌年に「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」と立て続けにスピルバーグ関連の大作に出演していきます。

 

(盗作疑惑?)

ヒッチコックの1954年「裏窓」の盗作だとして訴えられたそうです。

いやいや、序盤の状況設定は似ているものの、まったく違う映画。

この程度で盗作と言われては何も作れない。当然、訴えは退けられてます。

 

(好きなところ)

●アシュリー役のサラ・ローマーがかわいかった。

★★★PICK UP LINES★★★

近所の悪ガキども

 

ケール

Here's the little shitbagger sleeper cell I was telling you about, remember?

(奴らだ。くそったれのガキどもの話、前にしたろ?)

 

ロニー

Oh, ding-dong ditch?(ああ、ピンポンダッシュの?)

 

 

※sleeper cell は「潜伏しているテロ組織」の意があり、ここでは近所の いたずらっ子達の事を指します。

 

※ピンポンダッシュは英語では ding dong dash や ding dong ditch

 

※タイトルの disturbia は、「suburbia」(郊外(に住む人))と「disturb」((平穏を)乱す、妨害する)をくっつけた造語です。