インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国 A

(INDIANA JONES and the Kingdom of the Crystal Skull)2008

監督 スティーブン・スピルバーグ  
キャスト ハリソン・フォード インディ・ジョーンズ 
  シャイア・ラブーフ マット
  カレン・アレン マリオン
  ジョン・ハート オックスリー
  ケイト・ブランシェット  イリーナ・スパルコ大佐
  レイ・ウィンストン マック
  ジム・ブロードベント 学部長
  イゴール・ジジキン イリーナの部下

スピルバーグ × ルーカス × ハリソン・フォードのタッグが19年ぶりに帰ってきました。シリーズ第4弾です。

劇中での時代設定は1957年ということで、設定上でも前作「最後の聖戦」から19年後になってます。

 ハリソンは66歳での挑戦です。

 

 

前三部作の雰囲気を踏襲したエンターテイメント・アクションは楽しかったです。ハリソン・フォードも歳を感じさせない風貌で、ムチアクションを披露してくれました。

その他にもファンにはうれしい演出がたくさんありました。

最大のサプライズは一作目「レイダース」でヒロインのマリオンを演じた

カレン・アレンが同じ役で登場したことでしょう。流石に歳をとってはいましたが、明るく勝気な雰囲気はまったく変わらず好演していました。

 

序盤の軍の倉庫シーンは、「レイダース」の最後のシーンを覚えていたので、「ここには絶対にアークがある」と思っていたらやっぱりでてきてうれしかったです。壊れた箱の中に一部だけ見えてました。

最後の聖戦」で登場したインディの父ヘンリーはすでに亡くなったという設定で、演じたショーン・コネリーは写真でのみ登場。

「レイダース」と「最後の聖戦」でインディの友人で大学の副学部長として登場したマーカス・ブロディもすでに亡くなっていて銅像となって登場しました。車がぶつかり首の取れる銅像です。演じたデンホルム・エリオットも1992年に他界しております。

 

時代設定から、敵役が今までのナチスからソ連に変わってます。敵ボスを演じたケイト・ブランシェットも良かったです。本人は美人さんですが、色気のないクールで冷酷な軍人を好演してました。

 

おおむね楽しめましたが、唯一の違和感は、古代遺跡アドベンチャーである本シリーズにSFをねじ込んだこと。エイリアンやUFOの登場はどうかと思いました。 あと、原爆の描き方は軽すぎるなと、日本人の私は思います。

 

マリオンとインディの子供は当初、娘の予定でしたがスピルバーグの意向で息子になりました。そのせいかヒロインのいない作品になりました。

 

(見どころ)

●アクション

 特にジャングルでのカーチェイスシーンは楽しかったです。

 

(好きなところ)

●ラスト

 トレードマークの帽子を、息子が引き継いで被るかと思いきや

 「渡さないぜ」って所。

★★★PICK UP LINES★★★

クリスタル・スカルの謎  

 

インディ

The legend says that a crystal skull was stolen from Akator in the 15th or 16th century and that whoever returns the skull to the city temple will be given control over its power.

(伝説では15~16世紀にスカルはアケトーから盗まれ、それを元の神殿に戻したものは、その力の全てが与えられると。)

 

マット

So there's some kind of  power. What's the power?

(パワー?どんなパワー?)

 

インディ

I don't know.  It's just a story.(さあな。ただの伝説だよ。)

 

      シリーズ作品  
1981年 レイーダス / 失われたアーク≪聖櫃≫ C 
1984年 インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説
1989年 インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
2008年 インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国