宇宙の中心に立ち、世界を闇の力から守る塔ダークタワー。

タワーの破壊を企む黒衣の魔術師ウォルターは、特殊な能力シャインを持つ子供ジェイクに目を付ける。

タワーの守り手ガンスリンガーのローランドとジェイクはウォルターの野望を阻止できるのか！？

 

（キング・ワールド）

巨匠スティーブン・キングのライフ・ワーク的長編ダーク・ファンタジー小説の映画化作になります。

小説は1982～2004年にかけて全7巻が刊行され完結。

なかなか壮大な世界観を持った作品になります。

 

雰囲気的には「ロード・オブ・ザ・リング」のキング版と言ったところでしょうか。

シャイン能力(「シャイニング」)を持つ子供、ペニーワイズ(「イット」)と書かれた遊園地跡などなど、キング・ワールドがちりばめられております。

 

世界観の壮大さは、なんとなく伝わってきますが、あまりにも薄っぺらすぎるドラマに魅力は皆無。

このクオリティでは続編は期待できないですね。

 

（見どころ）

●ローランド(ｲﾄﾞﾘｽ･ｴﾙﾊﾞ)のリボルバー・ガン・アクション！

ガン・アクションが本作唯一の見どころ、救い。

終盤の敵アジトでの激しい撃ち合いは見どころあります。

また、リロード・アクションがカッコイイ！

高速で回転するリボルバーにスパパパパンッと装填するところや、ベルトにいくつも携帯したローダーから瞬時に装填するところ。