IT(イット) 

(IT)1990

監督 トミー・リー・ウォーレス  
キャスト リチャード・トーマス 大人ビル(作家)
  ジョン・リッター 大人ベン(建築家)
  ティム・リード 大人マイク(図書館員)
  アネット・オトゥール 大人ベヴァリー(ベブ)(デザイナー)
  デニス・クリストファー 大人エディ
  ハリー・アンダーソン 大人リッチー(コメディアン)
  リチャード・メイサー 大人スタンリー(スタン)(自死)
  ジョナサン・ブランディス  少年ビル(子供 吃音)
  ブランドン・クレイン 少年ベン(子供 太っちょ)
  マーロン・テイラー 少年マイク(子供 アフリカ系)
  エミリー・パーキンス 少女べヴァリー(ベヴ)
  アダム・ファライズル 少年エディ(喘息)
  セス・グリーン 少年リッチー(眼鏡 おしゃべり)
  ベン・ヘラー 少年スタンリー(スタン)(ユダヤ人)
  マイケル・コール 大人ヘンリー(収監中)
  ジャレッド・ブランカード 少年ヘンリー(不良リーダー)
  オリヴィア・ハッセー オードラ(ビルの妻)
  トニー・ダコタ ジョージー(ビルの弟)
  ティム・カリー ペニーワイズ
They float down there.              They float.
They float down there.      They float.

”It's back.”

故郷からの突然の電話で恐ろしい過去の記憶を呼び起こされたビルやかつての仲間たち。

誓いを果たすため故郷デリーへと向かう。

 

悲惨な事故で大勢が亡くなったり、子供たちが次々と行方不明になったり、30年毎に恐ろしい出来事が起きる呪われた街デリー

少年時代に、その呪いの正体である邪悪なピエロ「ペニーワイズ」と対峙して退けたビルたちが30年の時を経て、最後の戦いに挑む!

 

1986年発表のスティーヴン・キングの小説が原作のホラー。

劇場公開の映画ではなく、アメリカで前編と後編2回のテレビドラマとして製作、放映されました。

前後編合わせたものがDVDスルーされてます。計3時間強で長尺。

全10話くらいの連続テレビドラマでもいけそうな感じ。

 

2017年と2019年に劇場公開映画としてリメイクされました。

 

(前半)

同じくキング原作の「スタンド・バイ・ミー」にホラーを付け加えた感じ。

ノスタルジーにホラー

一見ミスマッチと思われるかもしれませんが、意外とマッチ!。

悪魔(イット)という敵がいる事で仲間の団結が自然と強まる感じ。

 

7人それぞれの過去を振り返りながら、イットを退け、再びイットが現れた時にはまた集まろうと誓いを立てる所までが前半。前半は素晴らしい出来で、「これなら3時間なんてあっという間かな」と後半への期待が膨らんでいくのですが・・・・

 

(後半)

後半はテンポが悪く、どんどん話がだらけていきます。

そして何と言ってもあの残念すぎるラスト。とりあえず最後にモンスターを出しちゃえ!というキングお決まりのパターンにはがっかり。

観る人をがっかりさせるためにワザとあんなC級SFオチにしているのかと思ってしまうくらい。

前半の出来が良いだけに、惜しすぎる作品です。

 

(名ホラー・モンスター、ペニーワイズ)

ピエロのペニーワイズは実在した殺人鬼ジョン・ゲイシーがモデルとも言われています。パーティなどでピエロの格好に扮する事が多かったためにキラー・クラウン(殺人ピエロ)とも呼ばれ、少年を主なターゲットとして33人をも殺害したシリアルキラーです。恐ろしい。

 

(見どころ)

前半の子供たちの青春 ほほえましい。

恐怖の演出も良かった ペニーワイズはなかなかの名キャラでは。

 

★★★PICK UP LINES★★★

誓い

 

ビル

Swear to me... that if it isn't dead.... you'll all come back.

(誓ってくれ。奴がまた現れたらみな集まると。)

 

ヴェヴァリー  I swear.

ベン Swear.

マイク I swear it.

リッチー Yeah, swear.

エディ I swear, too.

 

スタン Swear.

 

  テレビドラマ  
1990年 IT / イット A 
     
  映画  

2017年

IT / イット "それ"が見えたら、終わり。

2019年

IT / イット  THE END "それ"が見えたら、終わり。 B 
メインカテゴリー  
ホラー  
   
サブカテゴリー  
リメイク TV
公開年  
1990  
ランク  
 
年代  
   
舞台  
アメリカ