ダイ・ハード  ラスト・デイ 

(A Good Day To Die Hard)2013

監督 ジョン・ムーア  
キャスト ブルース・ウィリス ジョン・マクレーン
  ジェイ・コートニー ジャック・マクレーン
  セバスチャン・コッホ ユーリ・コマロフ
  ユーリヤ・スニギル イリーナ(ユーリの娘)
  ラシャ・ブコビヴッチ アリク(チャガーリンの部下)
  セルゲイ・コルスニコフ ヴィクター・チャガーリン
  コール・ハウザー マイク(ジャックの相棒)
  アマウリー・ノラスコ マーフィ(ジョンの同僚)
  メアリー・エリザベス・ウィンステッド ルーシー(ジョンの娘)

パシャ・D・リチニコフ
タクシーの運転手
 
 

シリーズ第5弾!

ついてないオヤジが、

ついてない息子をひっさげて帰ってきました。

ブルース58歳。

がんばるなー。

 

ストーリーをそんなに気にする作品ではないですが、どんでん返しが続く展開はおもしろかったですよ。

親子がテーマになってるみたいです。

 

「無茶してでも悪党は許さない」てのが今までのマクレーンのイメージでしたが、本作ではただメチャクチャなだけのオヤジになってしまっている感じ。肝心のアクションが良かったので十分満足しましたが。

一番は序盤のカーチェイスですね。どんだけ車壊すのー!!

楽しくて笑けてきましたね。 

使った車は650台、総額10億円、だそうです。

 

車代とブルースの出演料にお金を使ってしまったためか、その他の出演者は安めに抑えた感じでしょうか。悪役達や息子役のジョイ・コートーニーも

ほとんど無名。いい感じでしたけど。

メアリー・エリザベス・ウィンステッドは前作に引き続き娘役での登場です。

 

原題タイトルは a good day to die(死ぬにはいい日だ)という熟語をもじったものです。

 

(見どころ)

●アクション

 序盤のカーアクション。 高い所から飛び降りるシーン。

 

(気になるところ)

●放射能を中和するガスなるものが出てきて、周囲の放射線量をあっという

 間に下げてしまうシーンがありました。

 福島の現実を抱える日本人としては、「そんなに簡単になんとかなるなら苦労はしない!!」と不快になりました。

 ハリウッドのアクション映画で核兵器が使われることがしばしばありますが、その描かれ方、特に放射線の描き方は甘くていい加減で腹の立つ事があります。

★★★PICK UP LINES★★★

①ロシア人相手にジョンの無茶苦茶な一言

 

What? Do you think I understand a word you're saying?

(なんだって? お前の言ってる事なんてわかるか!!)

 

「ロシア語なんか話すな!」という字幕訳がおもしろかったです。

 

 

②悪党をたたき潰す!ジョンのお仕事

 

ジャック

Someone has to stop him.(誰かが奴をとめなければ。)

 

ジョン

Well, that's a what we do.

We go out to Chiapep and we do our thing.

(そうか、オレ達の出番ってわけだ。そのチェルノなんとかって所に行ってやってやろうぜ。

 

ジャック

Our thing?(やってやる?)

 

ジョン

Yeah, we got out there and kill a lot of scumbags.

(ウジ虫どもをやっつけるんだよ。)

 


  シリーズ作
1988年
ダイ・ハード
1990年
ダイ・ハード2

1995年
ダイ・ハード3

2007年

ダイ・ハード4.0

2013年
ダイ・ハード ラスト・デイ