精神病院を舞台に大人へと成長していく女性を描いた作品です。

初めて見たときは「カッコーの巣の上で」の女版だなと思いましたが、改めて観ると

カッコーとは結構違うなと思いました。

ウィノナもアンジーも好演してました。アンジーはアカデミー助演女優賞をとりました。

主人公のスザンナ・ケイセンは自在の人物で、

彼女の自伝が原作です。ウィノナはスザンナと

同じく境界性人格障害と診断されていたことがあったそうです。そのためか本作に対しては

思い入れが強いようで、自ら製作総指揮を買って出ています。

 

脚本も悪くないし、質もいい映画ですが、どこか文学的な雰囲気のする作品なので、エンターテイメント性に少し欠けるかも。

 

（見どころ）

●ウィノナ、アンジーその他若手女優達

　みな好演してます。

 

（好きなところ）

●メインの２人以外では、デイジー役のブリタニー・マーフィー

　が良かったと思います。しかし2009年に32歳の若さで急逝して

　おります。残念。