7月4日に生まれて C
(Born on the Fourth of July)1989
監督 | オリバー・ストーン | |
キャスト | トム・クルーズ | ロン・コーヴィック |
キーラ・セジウィック | ドナ | |
キャロライン・カヴァ | ロンの母 | |
レイモンド・J・バリー | ロンの父 | |
ウィリアム・デフォー | チャーリー | |
リリ・テイラー | ウィルソン(ロンの部下) | |
ジェリー・レヴィン | スティーブ(バーガー店) | |
フランク・ホエーリー | ティミー | |
トム・ベレンジャー | ||
スティーヴン・ボールドウィン | ||
ウィリアム・ボールドウィン | ||
ボブ・ガントン | 医者 | |
トム・サイズモア | ||
デイル・ダイ |
ヴェトナム戦争で負った傷で
下半身不随となった男の物語。
主人公のロン・コーヴィックは
実在の人物で、元海兵隊の反戦運動家です。本作も彼の体験に基づいた内容になってます。
7月4日はアメリカの独立記念日(Independence Day)です。
愛国の日ってことですね。
ロン本人も7月4日生まれです。
若者の青春→過酷な戦争→
その後の苦悩 という流れは
「ディア・ハンター」のようですが、”その後の苦悩”についての
描き方が異なります。
祖国のために戦い名誉の負傷を負ったのに、祖国に帰ると非難され、
やりきれなさから自暴自棄になるも反戦活動とうい道を見つけ前に進み出すまでを描いています。
流れはわるくないんですが、淡々としすぎて主人公の心境の変遷に納得感が得られなかったなー。
トムは熱のこもった演技してましたよ。
約1年間、自身も車椅子で生活し役作りしたらしい。
自身もヴェトナム戦争従軍経験のあるオリバー・ストーン監督は1986年「プラトーン」に次いで、ヴェトナム戦争を題材とした作品で2度目のアカデミー監督賞を受賞しました。
(見どころ)
●アメリカの抱える葛藤。
イラク戦争するし、懲りない国だなーと思っちゃうよねー。
他の国行って戦争しても国のためにはならないよねー。
国の定義にもよるかもしれないけど。
★★★PICK UP LINES★★★
愛国心
Don't you remember what President Kennedy said?
"There's not gonna be an America anymore unless there are people who are willing to sacrifice."
I love my country.
Don't you know what it means to me to be a Marine, Dad?
Ever since I was a kid, I've wanted this.
I wanted to serve my country. And I want to go.
I want to go to Vietnam・・・and I'll die there if I have to.
ケネディ大統領も言ってただろ。
「犠牲を払う心を持つ者がいなければアメリカという国は滅びる。」
僕は祖国を愛している。
パパ、僕にとって海兵隊がなんだかわかる?
子供頃からなりたかった。国に尽くしたい。
行きたいんだ。ベトナムへ。例え命を落とすとしても。