ゴジラ  キング・オブ・モンスターズ  A

(GODZILLA  KING OF THE MONSTERS)2019

監督 マイケル・ドハティ  
キャスト カイル・チャンドラー マーク・ラッセル 
  ヴェラ・ファーミガ エマ・ラッセル
  ミリー・ボビー・ブラウン マディソン・ラッセル
  渡辺 謙 芹沢博士
  チャン・ツィイー アイリーン&リン・チェン博士
  サリー・ホーキンス グレアム博士(モナーク)
  ブラッドリー・ウィットフォード スタントン博士(モナーク)
  トーマス・ミドルディッチ サム・コールマン(モナーク)
  チャールズ・ダンス アラン・ジョナ(エコテロリスト)
  アイシャ・ハインズ モナーク部隊Gチーム女性大佐
  エリザベス・ラドロー グリフィン(Gチーム女性パイロット)
  オシェア・ジャクソン・Jr バーンズ(Gチーム ひげ)
  ジョー・モートン モナーク学者
  デヴィッド・ストラザーン ステンツ提督
  CCH・パウンダー 公聴会でモナークを追求した議員

世界各地で休眠状態の怪獣(タイタンズ)を監視してきたモナーク

その内の1体、モンスター・ゼロと呼ばれる怪獣が復活!

それに呼応するように世界各地で怪獣たちが一斉に目覚める!

一方、海底地下空洞に潜んでいたゴジラも動き出す!!

人類の運命と、この星の覇権をかけた超大スケールの戦いが始まる!!

 

モンスター・バース・シリーズ第3弾です。

2014年のシリーズ第1弾「GODZILLA ゴジラ」の直接の続編になります。

渡辺謙など続投しているキャストもいます。

 

ハリウッドで作られたゴジラ映画の中で、最も日本ゴジラに対してのオマージュが強い作品になってます。

ストーリー展開、怪獣たち設定・関係性、怪獣と人間との関係性はほとんどそのまま日本版ゴジラを踏襲している感じです。

 

(キングギドラ参戦!!)

本作中では「ギドラ」「モンスター・ゼロ」と呼ばれていますが、キングギドラをハリウッド映画で観られるとは思いませんでした。

これまで見たキングギドラの中で、最も禍々しいギドラでした。

 

(刮目、いや刮耳せよ!伊福部ミュージック!!)

ハリウッド版で伊福部昭の「ゴジラのテーマ」が流れるなんて感激!!

あの音楽が流れてくるだけでテンションガチアガリです!

やっぱゴジラにはあの音楽がないと!

世界よ!本当のゴジラ・ミュージックを聴いてくれ!

(2018年「レディ・プレイヤー1」でも少し使われてましたが。)

 

モスラ~や♪ モスラ~♪「モスラの歌」も使ってくれた♪

 

(見どころ&好きなところ)

キングギドラ VS ゴジラ どっちもカッケー、ツエー。

2体とも、特に出現シーンに迫力があっていい。

ゴジラの強さをダメ押しするラストの「ギドラの首咥えからの放射熱線」がいい。

 

マディソンちゃん

ゴジラやギドラに次いで存在感を放っていた勇敢な少女。

フェンウェイ・パーク(野球場)でのギドラとの対峙シーン良かったです。

演じたミリー・ボビー・ブラウンは本作が映画デビュー作。

大成の可能性ありと感じました。

 

(怪獣たち)

ゴジラ

前作同様、ずんぐりむっくりなシルエット。

顔は鼻周りが太めで犬っぽい感じ。

フンフンと鼻息が荒い感じはあまり好きじゃない。

ラストのバーニングゴジラ、カッコよかったです。

 

キングギドラ

日本版と同じく宇宙怪獣という設定。

嵐と共に現れるのがカッコイイ。

 

●モスラ

幼虫、成虫ともに日本版に比べるとシャープなシルエット。

解りにくかったですが、モナークのチェン博士は代々双子という「小美人」を意識した設定になってます。

 

●ラドン

最初からファイヤーラドンのような色合い。

 

●その他

ムートー、マンモス風(ベヒモス)、クモ風(スキュラ)、岩山っぽい(メトシェラ)

★★★PICK UP LINES★★★

新王!

 

Long live the king.

 

中盤でテロリストがギドラに対し、最後にエマがゴジラ対して言った言葉。

字幕では「王が目醒めた。」

 

元は、The king is dead, long live the king. という成句で「国王は崩御した、新国王万歳。」という意味。

新しい王の誕生を称える文句になります。

 

      モンスター・バース・シリーズ  

2014年

GODZILLA  ゴジラ  A 
2017年 キングコング  髑髏島の巨神
2019年 ゴジラ  キング・オブ・モンスターズ   
2021年 ゴジラ VS. コング
     
       1998年版  
1998年 ゴジラ