キャリー S

(CARRIE)1976

監督 ブラインア・デ・パルマ  
キャスト シシー・スペイセク キャリー・ホワイト
  パイパー・ローリー キャリーの母
  ベティ・バックリー コリンズ先生
  エイミー・アーヴィング スー
  ウィリアム・カット トミー
  ナンシー・アレン クリス
  ジョン・トラヴォルタ ビリー
  P・J・ソールズ ノーマ
  シドニー・ラシック 詩の先生

スティーヴン・キング原作のホラーです。デ・パルマ監督が一躍有名になった作品です。

 

女子高生の更衣室、シャワーシーン、そして初潮。というなかなか

衝撃的で印象に残るエロティックなオープニングから始まります。

 

前半は女子高生のムチムチ感を画的に見せられてB級ピンク感を感じる部分も。

見せ場はもちろん血を浴びせられてからですが、そこまでの持っていき方がなんとも残酷です。天国から地獄へ、絶頂から絶望へ一気にたたき落とす。そしてそこから始まる恐怖の殺戮。見事だったと思います。

 

主演のシシー・スペイセクと、キャリーの母を演じたパイパー・ローリーの演技が素晴らしかったです。

ジョン・トラボルタは当時22歳。映画デビューしたての頃です。

翌年の「サタデー・ナイト・フィーバー」でフィーバーします。

 

ジャンルはホラーですが、少女の悲劇を描いた物語といった感じもします。

 

2013年にリメイクされてます。「キャリー(2013版)

内容まったく同じなので観なくていいです。

 

(見どころ)

●キャリーを演じたシシー・スペイセク。

 美人のようで、でも不細工なようで、そして不気味というキャラを上手に

 表現していたと思います。

 そして、血を浴びてからの目を大きく見開いたあの表情。超こわ~い!

 

(好きなところ)

●血をかけられたキャリーが頭を抱えて絶句し、そり返った後に

 起き上がって来る時のアングル。

 見開いた眼が少しずつ見えてくる所がこわい。

 

★★★PICK UP LINES★★★

キャリーをなじる母

 

After the blood come the boys like sniffing dogs.

Grinning and slobbering, and trying to find out that smell comes from.

 

生理の次は男の子?まるで臭いを嗅ぎまわる犬ね。

にやけてよだれをたらして嗅ぎまわるのね。


リメイク作
2013年
キャリー(2013年版)  B