ウォールフラワー B

(The Perks of Being a Wallflower)2012

監督

スティーヴン・チョボスキー

 
キャスト ローガン・ラーマン チャーリー 
  エマ・ワトソン サム
  エズラ・ミラー パトリック(ナッシング)
  メイ・ホイットマン メアリー・エリザベス
  エレン・ウィルヘルミ アリス
  ポール・ラッド アンダーソン(国語の先生)
  ジョニー・シモンズ ブラッド(アメフト選手 パトリックの恋人)
  ニーナ・ドブレフ キャンディス(チャーリーの姉)
  ディラン・マクダーモット チャーリーの父
  ケイト・ウォルシュ チャーリーの妻
  ゼイン・ホルツ クリス(チャーリーの兄)
  アダム・ハーゲンブック ボブ(ヤク友)
  リース・トンプソン クレイグ(サムの彼)
  ニコラス・ブラウン デレク(キャンディスの彼 ロン毛)
  メラニー・リンスキー ヘレン叔母さん
  ジョーン・キューザック チャーリー担当女医

精神的にちょっと不安定でとっても内向的なチャーリーは始まったばかりの高校生活に憂鬱な気分。

クラスでも目立たない存在だったチャーリーだが、社交的で陽気なパトリックとその義妹サムと出会い友人になる。サムに惹かれていくチャーリー。

広がる人間関係。

心に抱えるトラウマ。

甘酸っぱい青春物語。

 

原作は1999年の同名青春小説。

作者スティーヴン・チョボスキー自身が本作の監督も務めてます。

 

恋、友情、文学、音楽、ドラッグ、アメリカの若者文化を盛り込んだ青春ムービー。

1991年の時代設定。

自作の音楽テープを貸し借りする所に時代を感じますね。

 

「ノリと勢いで、恋して、バカをする、でもなんか不安で孤独っす」

青春っていろいろあるんだろうけど、そんな感じかなー。

ノスタルジックな気持になったりします。

 

(見どころ)

●チャーリーの隠された過去。

ただの青春恋物語だけではなく、ここも一応ドラマの一つになってます。

 

(好きなところ)

●ゲイで、チャーリーの良き友人パトリックを演じたエズラ・ミラー。

いい感じでした。

後にDCエクステンデッド・ユニバースでアメコミヒーローのフラッシュに抜擢されます。

関係ないですが、国語の先生役で登場したポール・ラッドもマーベルのアメコミヒーロー「アントマン」になってます。

 

●エマ・ワトソンのファンは観た方がいいかと思います。

前年に「ハリポタシリーズ」が終了。ハーマイオニーを卒業し、女優として新たな道を歩み始めた作品。 大人になってもかわいいですね。

 

★★★PICK UP LINES★★★

ウォールフラワー(壁の花)

 

パトリック

You didn't do anything. We just want to toast to our new friend.

You see things and you understand. You're a wallflower.

What is it? What's wrong?

(理由はないよ。ただ僕たちの新しい友人に乾杯したいんだ。君は傍から僕らを眺め、僕らの事をわかってくれている。ウォールフラワーだ。

うん?どうした?)

 

チャーリー

I didn't think anyone noticed me.

(僕に気づく人がいるなんてね。)

 

 

※wallflower(壁の花) は「ダンスパーティーなんかで誰からも相手にされず一人でいる女の子」のこと。

 

※原題の The Perks of Being a Wallflower は直訳すると「壁の花でいることの特典」