IT / イット THE END ”それ”が見えたら、終わり。B
(IT CHAPTER TWO) 2019
監督 | アンディ・ムスキエティ | |
キャスト | ジェームズ・マカヴォイ | ビリー(大人 脚本家) |
ジェイデン・リーバハー(マーテル) | ビリー(少年 吃音) | |
ジェシカ・チャステイン | ベバリー(大人) | |
ソフィア・リリス | ベバリー(少女) | |
ビル・ヘイダー | リッチー(大人 コメディアン) | |
フィン・ウォルフハード | リッチー(少年 眼鏡) | |
ジェイ・ライアン | ベン(大人 建築家) | |
ジェレミー・レイ・テイラー | ベン(太っちょ) | |
アンディ・ビーン | スタンリー(大人 自死) | |
ワイアット・オレフ | スタンリー(ユダヤ系) | |
ジェームズ・ランソン | エディ(大人 リスク分析家) | |
ジャック・ディラン・グレイザー | エディ(喘息持ち 菌嫌い) | |
イザイア・ムスタファ | マイク(大人 街に残っている) | |
チョーズン・ジェイコブス | マイク(アフリカ系) | |
ビル・スカルスガルド | ペニーワイズ | |
ジャクソン・ロバート・スコット | ジョージー(ビリーの弟) | |
ティーチ・グラント | ヘンリー(大人 精神病院) | |
ニコラス・ハミルトン | ヘンリー(少年 不良リーダー) | |
ステファン・ボガルト | ベバリーの父 | |
モリー・アトキンソン | エディの妻(干渉過多) | |
スティーヴン・キング(原作者) | 質屋の店主 |
「もしまたヤツが現れたら再び集まろう」そう誓い合ったビリー達7人の少年少女。
それから27年。再び悪夢が蘇る!
再結集したルーザーズは決着をつけるためイットに立ち向かう!
大ヒットした前編(子供編))に続く後編(大人編)。3時間近い長尺になってます。
おおまかなストーリー展開や演出は1990年のTVドラマ版を踏襲してます。
そして、それ故に残念です。
TVドラマ版は前半(子供編)が良く、後半(大人編)がダメだったので、この大人編に関しては大幅なストーリー変更があってもいいと思っていたので。
原作者のスティーヴン・キングが質屋の店主として出演しています。
キングが自身の関係する映像作品にちょこっと出演する事はままあります。出演しているという事は、原作者的には概ね気に入っているという事でしょうか。
(ホラー映画? ビックリ!映画)
急にモンスターが出てきて襲ってきたり、観客を「ウワッ!」と驚かせるような展開・演出を連続させた作りになってます。
怖いっちゃー、怖いですがホラー作品としてどうかと言われると微妙。
それぞれが忘れていた過去を順に回想していくシーンや、病院を脱走したかつての不良ヘンリーのくだりとか、内容がまるでない。ただただ驚かす演出を連続させているだけ。
TV版のように闇雲にイットのアジトに乗り込むわけでなく、一応「倒すための方法・儀式」を揃えて挑むという展開は付けてあるものの、もう少しドラマ性のあるストーリーが欲しかったです。
(キャスト)
●大人たち
ビリー(ジェームズ・マカヴォイ)、ベバリー(ジェシカ・チャステイン)、リッチー(ビル・ヘイダー)の3人は演者重視で、それ以外の4人は見た目重視(子役と似てる)でキャスティングしたと思われます。(ベン役(子役太っちょ)も目がそっくりな気がします。)
●子供たち
前作とキャストは変らずですが、2年の月日が経って、顔も体もすっかり成長してしまったそうで、CGで幼く小さく補正しているそうです。
(ペニーワイズの正体)
TV版の残念過ぎるクモ型クリーチャーに比べればかなりましになったと思います。
宇宙からやってきたヤツだという事はすぐに明らかになりますが、結局その真の正体が「3つの光の玉(デスライト)」なのか「グロい心臓」なのか、よくわからず。
(見どころ)
●前作同様、ビル・スカルスガルド演じる邪悪なペニーワイズ
ピエロメイクなしの素顔でも一瞬登場してます。
★★★PICK UP LINES★★★
卑劣、狡猾、ちびっ子好物、ペニーワイズ!
ペニーワイズ
weeping・・・・・・(シクシク・・・)
頬に大きなあざのある少女ヴィッキー
Why are you crying?(なんで泣いてるの?)
ペニーワイズ
People always make fun 'cause of the way I look.
I thought if you couldn't see my face..... then maybe you'd want to be my friend.
Oh, never mind. Oh, silly old Pennywise, you'll never have no friends.
(見た目のせいで、みんなの笑い者にされるんだ。君も僕の顔を見なかったら、友達になりたいって思ってくれたかも。
気にしないで。バカなペニーワイズ。僕に友達なんてできるわけない。)
ヴィッキー
People make fun of me, too.(私も笑われるわ。)
ペニーワイズ
They do?(君も?)
ヴィッキー
'Cause of this.(このせいで。)
ペニーワイズ
Well, isn't that silly? That little thing?
Why, I can blow that thing right away.
(そんなバカな。そんな小さなことで?僕ならすぐに吹き消せるよ。)
ヴィッキー
You could?(ホントに?)
ペニーワイズ
Oh, yes. One poof and it'd be gone!
You would have to get close enough to see my face.
I don't know, Vicky.
(本当さ。ひと吹きでパッと消えちゃうよ!僕の顔が良く見えるところまでおいで。 でもやっぱり恥ずかしいかも、ヴィッキー。)
ヴィッキー
No, it's okay. I won't make fun. I promise.
(待って!笑わないって約束する。)
ペニーワイズ
Promise, promise? Well, okie-dokie!
Just come on in a little closer and we'll blow it away on the count of three.
One...... Two.................
(ホントにホント?よし、じゃあいいよ。近くにおいで。
1、2の3で吹き消すよ。 いーーーーーち、 にーーーーーの・・・・・・・・・)
ヴィッキー
You're supposed to say three.
(3て言わないの?)
!!!!!!!!!!!!!!
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